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滋賀県草津市 老杉神社

Oisugijinja,Kusatsu city,Shiga

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草津市下笠町1194 老杉神社本殿 重文 近世以前/神社 室町中期 宝徳4(1452) 三間社流造、檜皮葺 棟札1枚 19060414



September 9,2020 大野木康夫 source movie

鳥居
  

拝殿
  


境内社
   


本殿
                           


Sep.2012 大野木康夫 source movie

2012.9.8撮影          境内         本殿(重要文化財)宝徳4(1452)年の建築

三間社流造、檜皮葺                                        

 


Aug. 2009 撮影/文: 中山辰夫

老杉神社( おいすぎじんじゃ )

草津市下笠町1196 

老杉神社は、JR草津駅の北西約3km、浜街道から約50mの所にある。

社伝によれば大和時代の末期に神霊が大杉の梢に降臨されたことが始まりで、これを祀って老杉神社の社名を得たとされる。

参道を進むと、高い格式がしのばれる大鳥居と古めかしい門があらわれる。

拝殿のうしろの本殿は一段と高い透塀の中に鎮座している。

この地域には下笠・南笠という「笠」のつく地名が今も存在し、集落をなしている。

古代、ここに「笠」という豪族が蟠居していたことによると伝わる。

本社は中世後期に土豪下笠氏の庇護を受け、宝徳4年(1452 )に本殿が造立されたと記された棟札が残っている。

その棟札には「下笠社頭 天王十禅師」と書かれている。

境内を取り囲む大杉に招かれるように参道を進み境内に入ると静寂な世界が待っていた。社殿の美しさにしばらく見惚れていた。

拝殿、本殿以外に、中門・四脚門・手水舎・神輿庫・神具庫・稚児座所・社務所が建つ。

境内社は8社

        中門

          拝殿

入母屋造。間口三間三尺、奥行三間三尺

     

本殿 

1452年:建築

国重要文化財:建造物:指定1906・04・14

三間社流造、檜皮葺 

本殿は室町時代末期、宝徳4年(1452)に建立された。檜皮葺(ひわだふき)の屋根は見事な流線である。

唐破風(とうはふう)という中国風のなだらかなカ−ブが特徴の中門と、その両側に延びる透塀とのバランスが厳かな雰囲気を醸し出している。

欄間には、桐・椿・笹・魚など多種多様の極彩色彫刻がはめ込まれ豪華だ。

また蛙股の三つ重ねの玉・二連の椿の花の浮き彫りも見事である。

                            神具庫 

白壁の小さな建屋 装飾が目を惹きました。

    サンヤレ踊り

国選択無形民俗文化財:指定1976・10・23

神事元(しんじもと)(頭室とうや)を中心に2月のオコナイから5月の祭礼まで、多様な行事が行われ、囃子(はやし)物風流の流れをくむサンヤレ踊(5月3日)が今も行われる。

風流踊りの一つであるこの踊の採り物は采配・鼓・鉦・笛・太鼓打・太鼓受け・すっこ(羯鼓)・簓(ささら)からなり、大宮・大杉・岩神・馬の神の前で勇壮に繰り広げられる。

中世・近世の文化を探る上で興味深い神社といえる。

   

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