滋賀県長浜市 安楽寺
(Anrakuji, Nagahama City, Shiga Pref.)
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池泉回遊式庭園、尊氏爪墓、藤原石仏 |
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June 29, 2019 野崎順次 source movie
滋賀県長浜市細江町105
臨済宗
無為山 安楽寺
(Anrakuji Temple, Nagahama City, Shiga Pref.)
長浜から国道8号線の北国街道を高追方面へ北上すると安楽寺のある細江の集落がある。この辺りは奈良時代の公卿藤原不比等の別荘地であったとされ、安楽寺のすぐ北側は御館(ミタチ)という地名が今も遺されている。弘安二年(1279年)に九条家が無為(平和)を祈願して寺を建て、安楽精舎と呼ばれたのがその始まりとされている。開山は京都東福寺第五世仏智禅師。
その後、足利尊氏らの庇護を受けたが、戦国時代の兵火により堂宇は消滅。江戸時代に入り彦根城城主の井伊直孝の庇護のもと井伊家の菩提所である龍潭寺(湖東二番札所)の開山萬亀和尚により再興されたのが現在の安楽寺である。
なだらかな平地に真っ直ぐ伸びた松並木の参道を渡り本堂に入ると室町時代の作と伝わる釈迦如来座像が安置されている。その反対側に広がるのは五百平方メートルの池泉回遊式庭園で、湖北でも孤篷庵と並ぶ名庭である。
(「仏像ワンダーランド」ウェブサイトより)
参道を行く。
釈迦如来石仏 藤原中期
足利尊氏爪墓
さらに奥へ
安楽寺庭園
夢窓国師の作と伝えられる500平方メートルの庭園は、東の伊吹山、西の比良、比叡の山なみ、前方の老木並木を借景に、琵琶湖を模した池を中心とする山水廻遊式鶴亀庭園です。当時は珍しい小山のような築山を設け、須弥山(しゅみさん)式石組や刈込み、白川砂を配した、滋賀でも指折りの名園です。さらに、樹齢700年から800年を経たモッコクや楠の大木が偉容をそえます。
(滋賀・びわ湖観光情報サイトより)
本堂内陣など
宝物館
帰途、灌漑水路で見た小魚群
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