滋賀県長浜市　長浜城

Nagahama castle、Nagahama city,Shiga

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April 15,2017　大野木康夫 source movie

雨の桜風景

May 8,2016 瀧山幸伸 source movie

Apr.2010　撮影/文：中山辰夫

長浜城—長浜歴史博物館

長浜市公園町10−10

長浜城は琵琶湖畔に建つ豊臣秀吉の出世城であった。復興なった長浜城と遺構について

10月の長浜城

２月の長浜城

4月の長浜城

湖上から見た長浜城

長浜の街を開いた秀吉の長浜城はその姿を消して久しい。長浜城の再建は長年の市民感情の結実したものであった。

昭和53年（1978）に策定された「長浜市総合計画」の中に「民俗資料館」の建設が織り込まれた。

これを知った長谷久次・定雄兄弟が大口の寄付し「出来ることなら城型の施設で」と申し出た。

これに応えて市が市制40周年事業として城郭様式の歴史民俗資料館建設構想を発表すると、共鳴する市民からの寄付も相次ぎ、8200人から4億五千万円の寄付が集まった。

再建された長浜城は、天守閣と櫓（やぐら）をもつ三層五階建ての鉄筋コンクリート造り。

石垣の下からは約33ｍ、延べ床面積1338㎡。

昭和55年（1980）度から３ケ年事業として計画され、総事業費10億3700百万円、城本体工事費5億6千万円であった。

秀吉の築城した長浜城の姿を描いた絵図や図面が現存しないため、位置や規模を推測し外観は時代様式から推定し設計された。

こうして昭和58年（1983）、天守閣型の「長浜城歴史博物館」が開館した。

長浜城復興は後に続く市民主導のまちづくり活動における大きな契機になるものであった。

長浜城歴史博物館

城内部は湖上の歴史文化が人目でわかる歴史博物館である。

最上階の天守閣は湖や市街地が一望できる展望台となっている。

また、周囲の豊公園は、美しい湖畔散歩がゆったり楽しめる。

賤ケ岳合戦図屏風と豊臣秀吉像

望楼—戦国パノラマ展望台からのサクラ

豊公園

Houkouen

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長浜市公園町

Apr.2010　撮影/文：中山辰夫

約1万坪の桑畑を買収・整備して開設され、長浜城主・豊臣秀吉にちなんで「豊公園」と名づけられた。

公園内の旧本丸跡には青銅の秀吉像があり、一帯は和風庭園、テニスコート、プール、運動場などが整備されている。

大正3年（1914）に大正天皇の即位記念（御大典記念）事業として、石垣や園路を整備、サクラ約500本を植林した。

現在残るサクラの木はこのとき植えられたものである。

昭和44年から46年にかけて9.4haの埋め立てが行なわれ拡張された。

市街地の近隣にありながらも広大な園地を維持して市民・観光客の憩いの場であり続けている。

長浜城歴史博物館を囲むようにさくらの木が植えられており、春にはソメイヨシノを中心に約800本の桜が一斉に咲き誇る。

「日本さくら名所100選」のも選ばれており、天守閣（展望台）から見る眺めは、さながら桜の海のようで壮観である。

また、湖中には大閤井戸の石柱もある。

10月頃の豊公園

2月頃の豊公園

4月頃の豊公園

Apr.2010 撮影/文：野崎順次

豊公園は、明治42年にびわ湖に近い長浜城の天守閣跡を中心に整備された、緑豊かな総合公園です。

長浜城主だった豊太閤・豊臣秀吉公にちなんで「豊公園」と名づけられました。

長浜城歴史博物館をはじめ、音楽が流れる洋風庭園や噴水、児童公園、プールやテニスコートもあります。長浜城歴史博物館を囲むように桜の木が植えられており、春にはソメイヨシノを中心に約８００本の桜が一斉に咲き誇ります。

「日本桜名所１００選」に選ばれており、開花に合わせて数日間夜間ライトアップも行われます。

（長浜市HPより）

JR長浜駅西口から琵琶湖の方に歩いて直ぐです。

ニホンザルの檻があり、小ぶりですが見事な枝垂れ桜が目を引きます。

桜の木立があり、老若男女がお花見を楽しんでいます。

再建された鉄筋コンクリートの天守閣が桜に映えます。

琵琶湖畔に行きましょう。各国の少女たちが記念撮影しています。

桜の木立を抜けると浜辺です。