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滋賀県長浜市 赤後寺

Shakugoji,Nagahama city,Shiga

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Nov.13,2017 中山辰夫

長浜市高月町唐川

唐川集落

北部は湧出山(ゆるぎやま)の南麓丘陵、南部は赤川流域平地。湧出山は万木山とも書き、一夜にして湧きだしたと伝え、湧出山古墳群がある。

        

80軒余りの集落、村の選挙で選ばれた6人の世話役が毎日順番に詰めて世話をしている。

赤後寺は、湧出山南麓に鎮座し、873(貞観15)年の創祀と伝える日吉神社の境内にある。又隣には、湖北十カ寺一の長照寺が建つ。無住である。

     

赤後寺へ向かう石段を上る

    

石段の左側に建つ鐘楼と稲荷神社

      

観音堂

                

もと赤後寺と称し行基の草創で、最澄が聖観音像を納めた。元歴元年(1184〜85)堂宇が炎上し仏像を赤川のほとりに埋めた。

1353年頃復興、足利尊氏から寺領寄進を受け隆盛であったが、天正の兵火にかかり荒廃。1696(元禄9年)に再建された。

境内

           

赤後寺の右隣に、日吉神社、長照寺がある。

観音堂堂内

堂内には平安時代の千手観音・聖観音(いずれも国重要文化財)が祀られている。

 

この仏像には伝承が伝わる

   

仏像は住民の手で守られて、今日につながっている。

     

厨子内部−写真撮影を特別に許されたが、、、

            

聖観音菩薩と千手観音

 

木像菩薩形立像 国重要文化財 

   

木造千手観音立像 国重要文化財

 

ここに安置される千手観音立像と聖観音立像は、厄を転じて利となす「転利(コロリ)観音」として親しまれている。

平安時代前期の作とされ、創建以来秘仏として非公開であったが、1969(昭和44)年、国の重要文化財指定を受けたのを機に公開されるようになった。

本尊2体とも化仏や持物、手などがなくなっているのは、戦国時代に姉川の合戦や賤ヶ岳の戦いなどの兵火で仏像が焼失するのを恐れた村人が川に沈めて隠した時、流失してしまったからと伝わる。

資料≪写真26〜29 特別展・湖北の観音より引用≫ 

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