滋賀県近江八幡市 西願寺
Seiganji,Omihachiman city,Shiga
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Jan. 2014 中山辰夫
近江八幡市
国登録文化財西願寺は1584(天正12)年に八幡城城主 豊臣秀次公を開基とする浄土宗の寺院。
西願寺の前身は、聖徳太子が八幡山に建てたといわれる4ヶ寺の1つ満願寺で、その寺領は八幡山の船木側の麓一帯を占めていた。
現在でも山の手に蓮池と呼ぶ地番名が残っており、山号 宝池山の由来となっている。
屋根は地元特産のヨシを葺いた葦葺(よしぶ)きで、往時の姿を留めて立つ。青根天満宮の参道筋に建つ。
概説
西願寺本堂
国登録文化財
解説
構造:木造平屋建、茅葺、建築面積223㎡ 建築:江戸中期 造形の規範となっているもの
解説:前半が外陣,後半が内陣と両脇陣からなる平面構成で,周囲に広縁等を廻し,正面に向拝を設ける。
屋根は入母屋造,茅葺で,4周に桟瓦葺の下屋を廻し,向拝は一段切り上げる。
外観民家風の浄土宗本堂で,年代は構造形式や細部から17世紀中期頃と推定される。
以下は西願寺のHPの引用である。本尊:阿弥陀如来坐像 1188(文治4)年
平成24年11月8日に、近江八幡市・市史編纂事業の文化財調査が行われ、ご本尊の 像内全面に「梵字(キリーク)」がびっしりと墨書されていることが発見され、文治4年(1188)制作という大変古い仏像だとわかりました。このような作例は滋賀県下では初出となり、全国的にも貴重な仏像だという調査結果が出ました。
読売新聞報道(2013−6−26)
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