滋賀県大津市 地主神社
Jishujinja,Otsu city,Shiga
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September, 2022 大野木康夫
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鳥居付近
拝殿
幣殿及び本殿
幣殿(重要文化財)
部分撮影
本殿(重要文化財)
部分撮影
境内社
November 8,2014 大野木康夫 source movie
雪の地主神社を再訪しました。
撮影中、雪が降ってきて幻想的な雰囲気になりました。
2011.8.27撮影 真夏の地主神社です。
2011.1.15
2011.1.22撮影地主神社の雪景色です。境内の除雪ができておらず、拝殿、幣殿(重要文化財!)を土足で通って、本殿に参拝するようになっています。
一緒に行った子どもが、拝殿の雪庇を落として遊んでいました。
(当然、拝殿の屋根の下からですが。)
大津市葛川坊村町116 祭神:国常立命地主神社は、葛川流域の中心的な位置を占める葛川坊村町の、安曇川右岸、比良山系の麓に鎮座する。
明王院の鎮守社で、葛川8カ村の総社。地主神である思古淵(しこぶち)明神を合祀する。思古淵明神は水の神とされ、安曇川流域では筏乗りの祖神として崇敬する信仰が広くあり、開拓の祖神とされる。
江戸時代の「葛川絵巻の地主神社と明王院。 文保2年(1318)の「葛川彩色絵図」にも明王院とともに同社が描かれている。(明王院蔵)
坊村のバス停から比良山側向うと、正面に鳥居が見える。川を隔てて明王院がある。
この神社の建物は、西を正面として拝殿、幣殿、本殿が一直線に並ぶという神社の建物配置の一つの形式を示すものである。
拝殿は新しいものに建て替えられているが、他の二棟は本殿の棟札の資料から文亀2年(1502)の建造である。境内一巡り 訪問日は大雨が降り続いた後でした。
訪れる人のあるなしにかかわらず、自分の健康のためにと草抜きに励む老女がおられた。
鳥居と狛犬
石段を上りきると右側に社殿が建ち並ぶ。拝殿
幣殿、本殿の作りから見て、拝殿もすぐれた建築であったと推定される。
幣殿
国重要文化財 文亀2年(1502)建造
桁裄一間、一重、向唐破風造、桧皮葺
拝殿(左)につながり、本殿(右)には向拝の前面に入りこむ形で配されている。
拝殿側より見た幣殿。小建築で、軽快な感じがする。
本殿側より見た幣殿
柱上の肘木も一つ一つデザインを変えた絵様肘木となっている。
意匠的にはよく整っている。
唐破風の中央に付された懸魚や蟇股の彫刻(牡丹に獅子・桐竹鳳凰)は当時の作風を伝える。
幣殿と本殿のつながり
幣殿が本殿の向拝に突っ込むような構造になっている。
本殿
国重要文化財 文亀2年(1502)建造
三間社隅木 春日造 間口二間 奥行二間三尺 桧皮葺外観を一巡する
桧皮葺屋根部
登高欄・縁束・他
豪華な蟇股を刻み込んだ建屋の四面を見る。正面
通常の春日造に比べ正面の柱間を三間とする規模の大きい三間社春日造の形式
本殿の前に軒下に張り出した隅木は春日造の建物としては珍しい構造である。
正面周りの装飾
向拝の蟇股
前面・向拝の蟇股は、牡丹・唐草、笹竜胆(ささりんどう)・蓮などを用いて12種のデザイン
側面Ⅰの蟇股
側面Ⅱの蟇股
石造宝塔
参道左手にある手水舎の横にある。柵も無く、やや唐突な感じで立っている。
高さ約194cm、花崗岩製。地面と5枚の切石を組んだ一重の基壇を設けている。
康永4年(1345)の刻銘があるとされるが、苔がこびりつき不明である。
地主神社
Jishu jinja
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