滋賀県大津市 公人屋敷
Kuninyashiki,Otsu city,Shiga
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June 2011 中山辰夫
公人屋敷 旧岡本邸
大津市坂本六丁目
大津市指定文化財
京阪電車坂本駅下車 徒歩1分 生源寺を少し下ったところに建っている。
延暦寺の僧侶でありながら妻帯と名字帯刀を認められた「公人 くにん」と呼ばれる人々がいた。
公人は、三塔十六谷からなる延暦寺の堂舎・僧房に属し、社会維持や年貢・諸役を収納する寺務を務めていた。
そうした「公人」が居住するために、江戸時代末期に建てられたのが公人屋敷である。
石垣と白の漆喰、焼き板壁が門前町にマッチした風格をにじませている。
平成13年に岡本永治氏より大津市に建物と敷地が寄贈された。平成17年より一般に公開され、利用が計られるようになった。
主屋
湖西の江戸期庶民住居の特徴を持った大型民家で表門、米蔵、厩と合わせて江戸期の公人衆の日常生活が窺える貴重な建築物・家構えである。
建築時期は天保元年(1830)頃から嘉永3年(1850)頃とされる。
玄関
土間と台所
使用人部屋に続く上がりかまちがあって、その左横には保存場を兼ねた地下室があった。
天井も高い
居間を含め大小九部屋が設けてある。(各種展示に利用される)
部屋の一覧「展示会開催中」
古文書や貴重品などの展示されている部屋
「横井金也」の襖絵「複製」のある部屋 (本物は大津市歴史博物館)
欄間の彫刻
庭に出る
庭より見た主屋 切妻造、瓦葺、木造二階建、延約350㎡
米蔵と蔵跡
外側を漆喰で塗り固めてある
馬屋
延暦寺や門院に挨拶に来られた上級武士の馬を預かる。
離れ跡とその庭跡、
主屋とは渡り廊下でつながっていた。
蔵跡と蔵
資料
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