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滋賀県大津市 葛野常満・葛野常喜家
Kuzunojouman,Kuzunojouki ,Otsu city,Shiga

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Aug.2011 中山辰夫

葛野常満(くずのじょうまん)・葛野常喜(くずのじょうき)家
大津市葛川坊村町

相応和尚が明王院を開いた際、近くに住んでいた葛野常満(じょうまん)、葛野常喜の2人に堂守を委託したとされている。
以来千年以上、常満・常喜両家の血筋で、明王院を守り続けておられる。
寺を預かる57代目の堂守、葛野常喜さんは昨年10月、落成をみとどけることなく85歳でなくなられた。
両家の主屋・蔵が国登録文化財に指定された。
両家は道路を挟んで向かい合って建っている。地主神社・明王院の入口に位置している。
常満家は右側、常喜家は左側である。

葛野常満家主屋
国登録有形文化財:
建築:江戸 1830〜1843
構造:木造平屋建、茅葺(鉄板仮葺)、建築面積145u

葛川明王院の政所を務めた家で,若狭街道から参道へ入る角地にある。
主屋は入母屋造,茅葺(現在鉄板覆い)で農家の外観を呈するが,通りニワをもつ平面や技巧的で堅牢な軸組は当地域に類例がなく特異である。明王院門前集落の景観形成上核となる建物である。

葛野常満家土蔵蔵
住宅蔵
国登録有形文化財
建築:明治 1873
構造:土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積22u

主屋の北,参道に妻面を見せて建つ。
平入,2階建,土蔵造,置屋根,桟瓦葺で,西面戸口に下屋を付して蔵前とする。
小規模だが丁寧な造りで,高い焼板張の腰部と漆喰塗の対比が鮮やかな均整のとれた外観は,明王院参道の景観形成上,主要な要素となっている。

葛野常喜家主屋

葛野常喜家住宅蔵
国登録有形文化財
建築:江戸1751〜1829
構造:土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積34u
敷地の南西角に東面して建つ。

2階建,土蔵造,平入,置屋根,桟瓦型鉄板葺で,戸口及び北妻面の2方に下屋を付す。
小規模だが細部まで丁寧な造りで保存状態も良い。
高く張った焼板と漆喰塗の対比が鮮やかな外観は明王院参道の景観形成の主要素となっている。

資料 滋賀県教育委員会発行

参考資料《国文化財データーベース、他》






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