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滋賀県大津市 蝉丸神社

Semimarujinja ,Otsu city,Shiga

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July.2011 中山辰夫

 

大津市大谷町

祭神:猿田彦命・蝉丸(猿田彦命は街道の守護神として、蝉丸大神は音曲を始めとする諸芸道の祖神として信仰される。

駅を降りて、大谷茶屋やかねよの店を見ながら旧東海道を進むと蝉丸神社の境内があらわれる。

万治3年(1660)に関蝉丸神社を勧請して、今の社殿が建てられた。

蝉丸を祀る神社は、この蝉丸神社のほかに、逢坂一丁目の国道1号沿いに関蝉丸神社上社、国道161号沿いに関蝉丸神社下社と合計三社があり、蝉丸神社は、関蝉丸神社の分社とされている。

境内石段前の広場

車石が保存されている。

基準点の案内もある。

旧参道が石段の横に残っている。石道は所々崩れそうに痛んでいた。でも石段を登るより楽だった。

由緒と石段 段数は多くはないが、勾配がきつい。

神楽殿 これだけの小さい社にあるのは珍しい。

本殿

境内あちこち

「車石」石に深く刻み込まれた溝が牛舎の行き来が煩雑だった頃の峠の賑わいを伝える。

浮世絵 月百姿 蝉丸 歌川芳年画

蝉丸は醍醐天皇の第四皇子ともいわれ、琵琶に巧であった。博雅の三位が中秋の名月の夜、流泉・啄木の秘曲を聞き覚え世に伝えたといわれる。

謡曲「蝉丸」の道行は、京都から逢坂山への道順をかなり詳しく教えてくれる。

≪花の都を立ちいでて、憂き音に鳴くか賀茂川や、末白河をうち渡り、粟田口にも着きしかば、今は誰をか松阪や、関のこなたと思ひしに、後になるや音羽山の名残惜しの都や。松虫鈴虫きりぎりすの、啼くや夕影の山科の、里人もとがむなと、狂女なれど心は清滝川と知るべし。逢坂の、関の清水に影みえて。今や引くらん望月の駒の歩みも近づくか、水も走り井の影みれば・・・・以下略≫

下線の箇所がそれで、大体現在の一号線に沿っている。(近江山河抄)

追加資料

蝉丸と流泉啄木

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