滋賀県大津市 篠津神社
Shinozujinja,Otsu city,Shiga
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大津市中庄1-14-24 篠津神社表門 重文 近世以前/城郭 桃山 慶長(1596-1614) 脇戸付高麗門、本瓦葺 19240415
September 20,2020 大野木康夫
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旧東海道
説明板
境内入口
表門(重要文化財)
慶長年間(1596-1614)の建築
脇戸付高麗門、本瓦葺
旧膳所城の北大手門を移築したもの
境内
Apr.2011 中山辰夫
大津市中庄一丁目
祭神:素盞鳴命 (すさのおのみこと)
膳所の旧東海道沿いに鎮座する。古くから膳所の産土神として近隣の信仰を集めている。
創建年代は不詳だが、康正2年(1456年)の銘の棟札があることから、室町時代中頃には鎮座していたとされる。
江戸時代に入り、膳所藩主本多氏の尊崇を受け、現在の社殿は本多俊次が藩主の時代、万治4年(1661年)の造営である。
表門は旧膳所城の高麗門で重要文化財に指定されている。また、境内にあるケヤキの巨木もみどころ。
拝殿・本殿の他に、中門 表門(重文) 神饌所 神輿庫 神具庫 手水舎 社務所が並び建つ。
表門
国重要文化財:脇戸付き高麗門、本瓦葺
かつての膳所城城門で、もと北大手の城門であった。棟札から明治5年(1872)に移築された。
大扉を両開きとして、向って左に潜り扉を片開きとする。
正面の柱3本の上に大きな冠木をのせ、柱と冠木は心材の表面に厚いケヤキ材の板を蟻桟で取付け、鉄板で鋲止めとし、さらに帯鉄板を縦に並べて鋲止めとし、城門らしい堅固さを表現している。
拝殿
入母屋造 間口三間 奥行三間
本殿
一間社流造 間口二間 奥行二間
ケヤキ
樹齢400年と伝える巨木である。大津市の保護樹林に指定されている。
由緒
古くは大梵天王と号し天王社と称されていたが、のち天王宮さらに牛頭天王社と改称された。膳所中庄の産土神である。
創祀年代は不詳であるが、康正2年(1456)の棟札が現存しており、室町時代にはすでに鎮座されていたと考えられる。
また大津円満院門跡常尊法親王や覚淳法親王、有栖川家の崇敬厚く、鳥居額等種々寄進され、社参の記録もある。
さらに膳所城主や戸田、菅沼、石川諸氏ならびに本多家の崇敬が長く続き、社領二十二石の他、社殿の修復も本多家でしばしば行なわれた。現在の本殿は膳所城主本多俊次公の万治4年(1661)に造営されたものである。
Nov.2008 瀧山幸伸 source movie
表門
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