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滋賀県大津市 天孫神社(四宮神社)

Tensonjinja,Ohtsu,Shiga


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Oct.2010 中山辰夫

大津市京町三丁目3-36 

祭神:彦火火見尊(ひこほほでみおみこと) 国常立尊(くにとこたちのみこと) 大己貴尊(おおなむちのみこと) 帯中津彦尊(たらしなかつひこのみこと)

祭礼:10月10日 大津祭

滋賀県県庁舎の直ぐ近くに建つ。

拝殿・本殿以外に、舞殿・神楽所・手水舎・神饌所・神輿庫・神門・社務所がある。

拝殿は、入母屋造 間口四間 奥行三間

本殿は、三間社流造 間口三間 奥行二間

大津祭

Ohtsu matsuri

大津市街を氏子とする天孫神社の秋祭りで、毎年10月10日に行なわれ、前夜の宵宮とともに大いに賑わう。

県内に数多くある曳山祭りの中でも、唯一人形絡繰を風流芸としており、曳山の上で人形がまるで生きているかのように動く様は見事である。古くは四宮祭りと称し9月10日が祭日であった。

豪華な装飾と巧妙なカラクリ、華やかな囃子が織り成す華麗な祭りで、曳山は重要文化財のコブラン織をはじめ海外からの渡来品や名工の彫刻、名画などを飾り付けている。

カラクリは日本最古のものといわれ、13カ町の曳山は、それぞれの所作の巧妙さと発想に富んだ人形カラクリを有し、祭り巡行中に「所望ツ」の声がかかると、人形カラクリを操って披露する。

祭りの起源は、江戸初期に鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸面をかぶって踊ったことによる。その後、狸が腹鼓を打つカラクリをつくって曳いたと伝わる。

参考資料


大津祭

Ohtsu matsuri

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大津市京町三丁目3-36 「天孫神社」

県指定無形民俗文化財

大津祭りは、大津市街を氏子とする天孫神社の秋祭りで、毎年10月10日に行なわれ、前夜の宵宮とともに大いに賑わう。

天孫神社は、滋賀県庁のすぐ傍にある。神社前の大通りに曳山が集まって祭りが始まる。

県内に数多くある曳山祭りの中でも、唯一人形絡繰を風流芸としており、曳山の上で人形がまるで生きているかのように動く様は見事である。古くは四宮祭りと称し9月10日が祭日であった。

豪華な装飾と巧妙なカラクリ、華やかな囃子が織り成す華麗な祭りで、曳山は重要文化財のコブラン織をはじめ海外からの渡来品や名工の彫刻、名画などを飾り付けている。

重要文化財のコンブラン織は龍門瀧山と月宮殿上の見送り幕に使われており、16世紀のベルギー製で、江戸時代に百両以上の金を出して輸入したとある。

カラクリは日本最古のものといわれ、13基の曳山は、それぞれの所作の巧妙さと発想に富んだ人形カラクリを有し、祭り巡行中に「所望ツ」の声がかかると、人形カラクリを操って披露する。

祭りの起源は、江戸初期に鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸面をかぶって踊ったことによる。その後、狸が腹鼓を打つカラクリをつくって曳いた。

宵宮 10月9日

宵宮では、夕刻より曳山から「コンコンチキチン」の祭りばやしが夜空に響き渡る。

無数の提灯に浮かび上がった曳山は優雅で美しく、本祭とは一味異なった風情が楽しめる。

本祭 10月10日

朝9:00、県庁前の大通りに13基の曳山が集合してズラリと並ぶ。天孫神社でカラクリを奉納した後市内を巡行する。

市内各所で、「所望(しょもう)」の声が掛るとカラクリが操られる。

祭りの朝の天孫神社

神事を行なう準備と境内に構える屋台の開店準備

神事

曳山の巡行と情景

カラクリ奉納と巡行

13基の曳山は、最初に天孫神社に奉納する。クジ番順である。これが終わって街中への巡行となり、街中で披露する。

カラクリの撮影は、境内中の唯一見える狭いスポットから行なった。木々の枝が障害となったが我慢である。初めて見るため内容やポイントがわからず遅れがちであった。

数点をピックアップする。

西行桜狸山

さくらの精が曳山の左前、古木より現れ花道を進み出て奥にいる西行法師と和歌問答をする様をあらわす。

石橋山

曳山奥に大きな岩があり、右手前に寂昭法師が立っている。所望囃子が始まると岩戸が開き、大きなドングリ眼の唐獅子が現れて少し前に進みはねて、回れ右をして岩戸の中に入る。

唐獅子が出てくるからくりは全国でも珍しい。動きがあってピンボケとなった。

西王母山

桃の大樹に大桃が見事に実っている。この大桃が「パッ」と二つにわれて、中から唐子衣装の童児が右手に軍配をもって出てくる。

童児は前方に進んで膝を上下して、くるりと身をひるがえし、また元の桃の中に戻る。

神功皇后山

中央奥に大岩の造り物がある。所望の囃子に合わせて、皇后が右手に持った弓を左手でささえ、身体を岩の方に向け、弓の先で岩の左上に「三」の字を書くと岩が黄金色に輝き「三」の字が現れてくる。こうして「三韓之王者」という五文字が次々現れてくる仕掛け。

龍門滝山

中央にある大きな滝を鯉が尾やヒレを左右に振り動かしながら幾度も滝を上下し、徐々に上へ上へと登ってゆく。鯉は滝の上部に掛ると突然翼を左右に大きく広げることで鯉から竜への変身を表す。

殺生石山

殺生石を形どった大岩がある。所望で、玄翁和尚が手に持った法子を動かすと、奥の大岩が割れて玉藻前という女官が現れる。

玉藻前は手に扇を持っており、その扇で顔を隠すと狐に変わり、狐が扇で顔を隠すと玉藻前に変わる。

参考資料「曳山とからくり 大津祭より引用」

牽山由来書

大津祭

 

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