滋賀県近江八幡市 かわらミュージアム
Oumihachiman Kawara museum
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June 2010 撮影/文:中山辰夫
近江八幡市多賀町738−2
近江八幡は琵琶湖の湖底土から採取した良質の粘土を使用した古くからの瓦の産地である。
採取された湖底土は八幡堀の水運を利用して運ばれていた。江戸末期から盛んに作られた瓦は「八幡瓦」として知られた。
近郊には神社・仏閣が多く、近江商人の屋敷も多かったため需要があったことも大きい。
上記の理由があって、かつての八幡堀沿いには、日牟禮八幡宮の参道近くを除いて、多くの瓦工場が並んでいた。
この工場群のひとつを利用してミュージアムがオープンした。
堀と同様に「くの字」形をした敷地に対して、堀に面した既存の復元塔と共に収蔵庫棟・展示棟・研修室棟などを小刻みに並べ街の規模と調和させている。
コールテン鋼やアルミ鋼といった現代素材瓦や漆喰といった素材を合わせて新しさを求めている。
かわらミュージアムのある場所は、八幡堀にも近く、景観は抜群である。散策コースとしても絶妙といえる。
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