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滋賀県近江八幡市 冷泉寺

Oumihachiman Reisenji

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Nov.2009 撮影/文:中山辰夫

近江八幡市千僧供町252

曹洞宗

馬見岡神社の前から右へ入り込むと、山裾に門を開く冷泉寺が見える。

右手の石段を登ると正面が寺の庫裏、左手に本堂がある。

千僧供西部には古く天台の曼荼羅堂と諸坊が存在した。

草創は淳和天皇(823〜833)の勅によるもので、千僧供の西端にあった。

そこには吉祥院や勧学院などの多くの僧房が多くあり、平安時代は仏法繁盛の霊場として栄えたという。

千僧供(せんぞく)の地名は、平清盛を弔うため、平氏がこの地を延暦寺に千僧供養料として寄進したことに因んでいる。

元亀2年(1571)の兵火で焼失した。

幸い仏像は村人達に運び出された。

天正15年(1587)、天台僧の可山が小堂を建て曼荼羅堂と称し、非難した仏像を安置した。

寛永10年(1661〜72)、美濃国から禅僧満庵(まんあん)が来て、寺を今の場所に建て、村人に要請して、曼多羅堂の古仏を移し曹洞宗に改め、冷泉寺と称した。

多数の国重要文化財指定の仏像を有している。

千手観音立像

国重要文化財:彫刻:藤原時代

本堂厨子内に安置の秘仏である。

像高:96.4cm、一木彫、お顔も衣文も秀麗な藤原初期の像である。

薬師如来坐像

国重要文化財:彫刻:藤原時代

像高:49.4cm、一木彫、仏身金色、衣文彩色、上品下生の来迎相の弥陀で、藤原中期の小像

四天王立像四躯

国重要文化財:彫刻:藤原時代

像高:1.1m前後、一木彫、彩色像、

荘重な藤原後期の遺像である。勇健なお顔や強い腰の張りが特色である。

地蔵菩薩立像

国重要文化財:彫刻:藤原時代

像高:63.9cm、錫杖、宝珠を持った姿、藤原末期の小像

参考資料《近江蒲生郡史、滋賀県の歴史散歩、歴史と文化近江》

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