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滋賀県栗東市 春日神社

Ritto Kasugajinja,Ritto city,Shiga
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栗東市荒張669 春日神社表門 重文 近世以前/神社 桃山 慶長18(1613) 四脚門、切妻造、檜皮葺 19040218


September 20,2020  大野木康夫 source movie

境内
   

表門(重要文化財)
                            


March 1,2014 大野木康夫 source movie

 

所在地 滋賀県栗東市荒張669 春日神社は金勝山の中心をなした大野神社の御旅所です。
  
表門(重要文化財)慶長18(1613)年の建築

四脚門、切妻造、檜皮葺                       

本殿

 

 


Sep. 2009 撮影/文: 中山辰夫

春日神社(かすがじんじゃ) 

栗東市荒張669 

主祭神:経津主神・武甕槌神・天児屋根神・比売神 例祭:五月五日大野神社の南約100mのところにある。開基の年代は明らかでないが、奈良興福寺文書に狛坂春日社とあることから金勝寺の別院狛坂寺

の守護神として創建され、昔は金勝山上の石臼谷というところにあったといわれる。

応永(1394〜1428)の時に現地点に移転したらしい。荒張地区と井上地区の氏神であったが、幕末の頃井上が氏子を離れた。

現在は大野神社の御旅所である。

石段の上に凛として建つ表門が重要文化財である。

拝殿、本殿以外の建物:四脚門(重文)、雑庫、手水舎、社務所 境内社:1社

    

表門

1613年建築

国重要文化財:建造物:指定 1904・02・18

四脚門、切妻造、 桧皮葺 桃山時代

小屋内部の墨書の年号で慶長18年(1613)に建てられたことがわかる。切妻の派風が美しい。

円柱の本柱の前後に4本の控柱が建つことから門の形式を四脚門(しきゃくもん)と呼び、代表的な桃山建築。

本殿の正面に東向きに建ち、正面の柱間2.68m、奥行2.04mと小規模である。

紅梁中央に板蛙股があり、蛙股の上に桁行平三斗を組んで棟木を受ける。

門全体が簡明な意匠である。両側面には築地塀の取り付いた跡が残り往時が偲ばれる。

          

拝殿

   

本殿

応永年間(1394~1428)に改築され、明和8年(1771)に再建された。覆屋の中にある。

               

 「参考文献:栗東の歴史、近江栗太郡誌、栗東の文化、栗東の街道を歩くより抜粋」

 

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