滋賀県高島市 安曇王塚古墳群
Takashima Ado Ouzuka Kofungun,Takashima city,Shiga
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Sep.2013 中山辰夫
安曇川町田中 山崎
JR安曇川駅の北西約2km
参道の両側には杉の木が並ぶ。根元から分結したいわゆる千本スギが多く見られ、生命力の強さを感じる。スギに苔むした参道は安らぎを与えてくれる。
直径58m、高さ10mの大型円墳。墳丘は二段築成され、表面には葺石と埴輪が巡る。面積は約2840㎡。
1905(明治38)年宮内庁はこの被葬者を継体天皇の父とし、陵墓参考地として付近の円墳三基と共に買収した。
その時に参道を取り付けるなどの改変がなされた。築造時期は5世紀とされ、彦主人王の活躍時期と一致する。古墳の周りは一周できる。
■田中古墳群
道路の新設工事の時に見出された。埋戻し後の現状の姿である。40数基以上の円墳や方墳が確認された。
6世紀後半に築造されたと推定され、武具、馬具、耳環などの副葬品や金銅で装飾された馬具が出土した。この古墳の埋葬者は、この地域の首長クラスであり、継体天皇の擁立に加担した三尾氏との関連が推測される。
関連資料
Nov.2008 瀧山幸伸
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