滋賀県高島市 勝野の寺院
Katsuno,Takashima city,Shiga
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Mar.2012 中山辰夫
高島市勝野
大溝城下町名図
勝安寺
高島市勝野1238
宗派:浄土真宗本願寺派
本尊:阿弥陀如来
永正8年(1511)浄念の開基で、もと天台宗であったが、のち浄珍が蓮如に帰依して法名が許された。
寺伝では、天正6年(1578)の織田信澄の大溝築城に伴い田中郷南市(現安曇川町)より大溝に移転した。
山門
本堂は、信澄の書院を拝領したものと伝わっている。
勝安寺は浅井三姉妹の従姉妹「感」が嫁いだお寺でもある。
彼女は夫・受珍の死後、徳川家康の息子・頼房の乳母を務めた。
そうした縁から勝安寺は徳川家とつながりが深く、天水桶にも葵の紋が入っている。
織田氏・浅井氏・徳川氏のいずれともつながりのあったお寺である。
大善寺
高島市勝野2152
宗派:天台真盛派
大善寺は、新庄城のあった新旭町新庄に本寺を構える寺院である。
新庄の本寺は信長の兵火によって一度は焼失したが信澄の庇護を受け再興された。
この別院は、信澄によって大溝城下に建てられたものである。
信澄が死に追いやられたのは、まだ20代後半、大溝城築城後5年足らずでの出来事だった。
今も大善寺では毎年6月5日の「信澄忌」に供養を行い、かつての城主を偲んでいる。
妙林寺
高島市勝野1306
宗派:真宗大谷派
本尊:阿弥陀如来
開基年は不明だが、永正12年(1515)と推定されている。
寺伝によれば、天正6年(1578)信澄の大溝入城に伴い、田中郷南市より大溝に
寺基を移したとされる。
徳善寺
高島市勝野1569
宗派:浄土真宗本願寺派
本尊:阿弥陀如来
弘治3年(1557)草創、開基善教 元文5年(1740)木仏・寺号を許される。
詳細不明
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