滋賀県高島市 田中神社
(Tanakajinja Shrine, Takashima City, Shiga Pref.)
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April 18, 2021 野崎順次 source movie
滋賀県高島市安曇川町田中1811
鳥居と参道
石段横の斜面に宝塔3基、宝篋印塔2基が並んでいる。いずれも鎌倉後期で、5基並び立つのは壮観である。
以下、石造物の説明は、河合哲雄「石仏と石塔!」ウェブサイトより引用させていただいた。
市文 宝篋印塔 鎌倉後期 永仁二年(1294)花崗岩
塔身は、新しく後補。相輪も五輪を残し、上部を欠失する。笠の段形は、下二段、上段は五段、隅飾は直立し、二弧輪郭付で、内は無地。隅飾(すみかざり)は大きく二弧輪郭付、馬耳形で古風。内は無地。基礎上端は二段、側面は輪郭を巻き、内に格狭間をつくり、三茎蓮を浮彫にする。永仁二年(1294)の紀年銘がある。
宝篋印塔残欠 鎌倉後期 永仁二年(1294)花崗岩
笠の段形は、下二段、上段は五段、隅飾は直立し、二弧輪郭付で、内は無地
石造宝塔 鎌倉後期 花崗岩
相輪は欠失し、五輪塔の風・空輪を載せる。基礎は素面。塔身上部は二段で、高欄も細かく刻む。塔身正面に仏坐像を半肉彫りする。
石造宝塔 鎌倉後期 花崗岩
側面無地の基礎上に、相輪上端を欠失し、小宝篋印塔の笠を載せる。塔身上部は二段、四方に扉型を刻出する。
石造宝塔 鎌倉後期 花崗岩
笠は頂部に露盤、四隅に降棟、笠下に二段の段形をつくりだす。塔身上部、円板状の上に高欄・首部をつくる。塔身は、正面のみに鳥居形を刻み出す。基礎は、壇上積式で格狭間内に開蓮華文様を一面、三茎蓮を二面刻む。基礎側面の三茎蓮文様(他の一面は素面)相輪は上部を欠失する。笠・基礎に比べ塔身がやや小さい。
その他、花
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