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滋賀県高島市 鵜川四十八体石仏

Ukawa sekibutsu,Takashima city,Shiga

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February 21, 2021 野崎順次  source movie

滋賀県高島市鵜川
鵜川四十八躯石仏群


県史跡

白ひげ浜付近で国道161号線を逸れ旧西近江路を北進すると、草深い山中の墓地に、高さ1.6m、花崗岩の阿弥陀如来像群が見られます。東を向いて静かに並んで座る石仏は、大きさも少しずつ異なり、慈愛に満ちた顔・あどけない顔・ユーモラスな顔など、姿もそれぞれ異なっています。近年までは、室町時代後期に観音寺城(現安土町)城主の佐々木六角義賢が亡き母の菩提を弔うため、観音寺から見てちょうど対岸に1553年に建立したとの説が有力でしたが、京都冷泉家の冷泉為広の「為広越後下向日記」の記載から1491年には既に存在が知られており、さらに地元の古文書「小松之庄与音羽新庄与境論目録=伊藤家文書」に1436年の境界争いの記録に「四拾八躰」の文字が見られることから、従来の説を100年以上遡ることが分かってきました。その由来は、再び謎に包まれることになりました。
現在、鵜川には33躰安置されており、13躰は江戸時代に移されて大津市坂本の慈眼堂に、残り2躰は行方知れずになっています。
(「滋賀県・びわ湖観光情報」サイトより)
                 


個々に撮影する。
                                   


その他
    


旧西近江路をさらに進むと、161号線に戻る。
      



Oct.2011 中山辰夫

高島市鵜川

滋賀県指定史跡

JR高島駅から約1.5km、国道161号線から少し旧西近江路に入る。白鬚神社からも楽に歩ける距離である。

付近は石垣に囲まれた段々の田畑が続く。今は放置されたままのところが多い。

    

程なく、共同墓地が現れ、その一画に素晴しい石仏が並んでいる。

石仏は東向きに6体ずつ8列並び、すべて花崗岩製でいずれも定印を結んだ阿弥陀如来坐像である。

様式は同一だが、多少の大小がある。標準的には、高さ約160cm前後、顔の長さ約50cm・肩幅約75cmである。

    

この石仏は、天文22年(1543)、近江の守護職で観音寺城・城主(近江八幡市)佐々木六角(義賢)が、亡き母の追善のために

阿弥陀四十八願にちなんで造立した。

室町時代の作風がよく出ていて、野にある石仏としての出来栄えや、数の多さの点からも優れものである。

   

風雨にさらされて顔や衣のひだはすっかり磨り減っているが、ユーモラスな顔・あどけない顔・悲しそうな顔・慈悲深い顔など、一つ

一つに違った表情がよみ取れる。石仏が目を据える琵琶湖の対岸は安土か観音寺城か・・・。

    

総数48体であったが、13体は坂本の慈眼堂へ移された。残り33体のうち2体は盗難にあった。最近もまた2体盗難にあったようで

ある。防止策として、リフト車が入れないように、ガードを設けたとのこと。

 

昭和の初め頃の安置状態

 

盗難に会う前と現在(古墳内の仏像が盗難にあう)

  

白鬚神社へは約600mの距離。すぐに境内の樹木が目に入る。

 

資料 滋賀県教育委員会発行

  

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