滋賀県豊郷町 天稚彦神社
Amewakahikojinja,Toyosato,Shiga
Category |
Rating |
Comment |
General |
||
Nature |
||
Water | ||
Flower | ||
Culture | ||
Facility | ||
Food |
Sep. 2010 撮影: 中山辰夫
豊郷町高野瀬
祭神:天稚彦命(あめのわかひこのみこと) 大国主命(おおくにぬしのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと)
伊藤忠兵衛記念館より600mほど離れたところ、中山道沿いより少し奥まったとことにある。
古社で愛知郡式内軽野神社(かるの)とも伝えられる。御鎮座は光仁天皇の御代とされ、中山道に近い関係より、戦国の時代には度々兵火に遭い社殿が焼失した。
現在の本殿は延宝7年(1679)に再建されてものである。
上古には社地は広く八町四方もあり将軍足利尊氏のとき、京極家の被官であったこの地の豪族高野瀬氏が高野瀬村に城を築き、当社を守護神として仰ぎ日次、月次の神事を執行した。
毎月17の日を市日、正月8日を初市日とし、高野瀬家の吉例として当社に神饌20種の魚類を神供し、8日の初市には9種の鳥類を献し、城主自から祭典を行う程信仰が篤く、市を開く等商業の振興にも力を注いだ。
同氏が氏子に奨励した瓜は禁裏や将軍家に江瓜として献上されたといわれる。
境内社は約1000坪で、本殿・拝殿以外に、幣殿・絵馬殿・神饌所・神輿庫・手水舎・斎舘・社務所が建つ。
本殿は一間社流造 間口一間二尺 奥行一間である。奥まってよく見えない。
All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中