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静岡県浜松市西区 龍雲寺

Ryuunji,Nishiku, Hamamatsu City, Shizuoka Pref.

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June 18, 2022 野崎順次 source movie 

静岡県浜松市西区入野町 4702-4
臨済宗妙心寺派
西湖山 龍雲寺

佐鳴湖湖畔に広がる境内には、浜松駅より15分ほどの立地ながら自然が多く残り、水が湧く小川などにはホタルが飛び、サワガニが群生しています。平成の小堀遠州と称される当代随一の庭師 北山安夫氏による庭園が広がり、訪れた人を楽しませています。 また、史跡・文化財なども多く残り遠州地域の歴史を今に伝えています。また、平成29年には涅槃堂新築に合わせ、ダウン症の天才書家「金澤翔子」さんの「世界一大きい般若心経」が奉納され、社会福祉教育と仏の心を多くの方に伝えるため、常設展示されています。庭園も、書画も、どなたでもいつでも拝観可能です。
(本寺HP)

パンフレットと現地説明板
           


山門から庫裡へ
         


お寺は「学び・遊び」の中心地という楽しそうなところで、北山安夫の豪快なお庭も鑑賞できる。

本堂前庭「無量寿庭」

京都建仁寺・高台寺庭園、愛知万博日本庭園などで知られ、平成の小堀遠州と称される北山安夫氏により造園されました。正面の一番大きな石は本尊阿弥陀如来を表わし、左右の石とあわせ三尊仏さらに周りの石は仏の十大弟子を表わしています。仏のいる極楽浄土の前には、西に亀、東に龍が泳ぎ仏法を守っています。
龍は亀の方向、亀は仏の方向を向き、円を描いていることがわかります。衆生門をくぐれば、そこは仏の世界。日常と離れ仏法を体感することにより、自分の心のうちにある仏の心に目覚めていただければ幸いです。北山氏は車の人や歩く人が、本堂をのぞき見られ、中に入りたいと思わせる為にも塀を低く造らせました。どなたでも受け入れる寺本来の姿勢を表しています。
(本寺パンフレットより)
               


亀島
    


本堂に向かって、龍の石組みを見る。
       


本堂
              


ご本尊阿弥陀如来坐像は、700年前に龍雲寺開山に合わせて木寺宮家が京都よりお持ちになったもので、平安時代(1000年前)に作られた非常に文化的価値の高い仏像です。
全山焼失の際にも火の中を和尚が飛び込み助け出されましたが、その際に指が折れてしまいました。歴史を伝える貴重な文化遺産です。
(本寺パンフレットより)
     


本堂位牌堂
     


坪庭と渡り廊下、ここにも北山安夫の意図がある。
       


本堂裏庭「清浄庭」

池泉回遊式の庭園で、北山氏の真骨頂とも言える豪快な石組みを見ることができ、平成の小堀遠州と称される所以がわかります。「無位の滝」と名付けられた滝より落ちた水は、寺玄関前より参道脇を流れます。流れを滝より見れば、無位である存在が、幾多の流れの中で、本堂前庭の極楽浄土にたどり着くと捉える事ができます。
いずれの庭園も完成は30年後だと北山氏は言います。庭が落ち着き、植木が森をつくる時間。今の時代、完成品をすぐに求める方が多い中、ゆっくりと流れる時間までもお楽しみください。
(本寺パンフレットより)

無位の滝は高低差15mと、4階建てビルぐらいの高さがある豪快な石組である。
                       

書院らしい。
   


涅槃堂、ダウン症の天才書家・金澤翔子による「世界一大きい般若心経(横16m×縦4m)」などが奉納されている。
                 


光の納骨堂
    


その他
       

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