Japan Geographic

看板考 柚原君子


 

「マスク滅菌サービスの歯科医院」 


新型コロナで世の中の動きが変化して5ヶ月が経過。未知のウィルスで経過の月々で情報はあふれていますが、その中で確定されることが増えたり、あっさりと覆ったりしていますが、その時点で確定されていることも、少しのデーターによる予測であることがわかりますし、WHOの所為でも首相の所為でも誰の所為でもない事も理解できます。未知の物を受け入れるということはこういうことなのだと思い知らされる日々です、亡くなられた方々や医療の最前線で頑張っていらっしゃる方々にはありがとうの気持。本当に深く感謝です。医療崩壊をさせないために、自分でできる事はきちんとしたいと、肝に銘じているところです。
でもしかし、ノー天気な人が一部存在することは確かで、それは受けた教育の如何によると思いますので、改めて教育は大事だなぁ、と思っている次第です。
新型コロナに負けてばかりでは悔しいので、プラスの面もあることに目を向けたいです。町の看板の中に『自分たちでできる事』で動きがある物をいくつか見つけました。歯医者さんの滅菌器具の利用でマスクを清潔に、ということのようです。私は昨年の暮れに花粉症予防用で購入した使い捨てマスクがまだ大量にありますので、この歯医者さんには訪れていませんが、助け合えるっていいことだなぁ、と医院の前を通るたびに思います。

病院に併設される老人ホームに勤務している友人は、 『休むこともならず、マスクは二日に1枚!のひどい支給!です』というメッセージが来ましたので、立体マスクを私を含めた友人たちが早急にハンドメイドして送りました。ありがとう×100倍!という返事が来ました。

政府から10万円の支給がありますが、これもまた当たり前にもらえる人ばかりではありません。
DVで避難している女性には個別の支給方法が整いましたが、世帯主に一括して振り込まれるために、『家庭内別居、DVに近い扱いを受けている女性』には行き渡りません。
そのような状況下にある友人から相談を受けて調べました。
4月いっぱいに締めきりであったものを、『そのような人の為に』と政府が動き(世情にうといので多分そのような突き上げがどこからか有った)、5月になっても申請をすれば、『家庭内別居、DVに近い扱いを受けている女性』も受け取れるシステムができていました。すでに支払われている場合は世帯主の口座から取り返す、と自治体も動いているという嬉しい状況でした。

新型コロナは世界でいろいろなものをあぶり出しています。これまでの生活にはもどれないといわれていますが、苦難があったからこそ生活スタイルを進化させて、人間として温かく集まりあえるようになれたら、と思います。

 


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