栃木県鹿沼市 掬翠園
Kikusuien,Kanuma city,Tochigi
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Feb..2018 柚原君子
Nov.2016 柴田由紀江
掬翠園
鹿沼市銀座1丁目1870-1
屋台のまち中央公園内
掬翠園は豪商だった長谷川家が明治末期から大正初期にかけて作庭した日本庭園です。川上澄生をはじめ多くの文化人が訪れたと言われています。
当時は、今宮町の松華園、上材木町の村上晃南荘と並び、鹿沼三名園の1つと称されましたが、現存するのは掬翠園のみとなりました。
こじんまりとした庭園内は泉池を中心に全国から集められたという奇石や奇岩、石灯篭が配され、池の脇に植えられた巨木が強い日差しを遮り半日陰の静かな空間を形作っています。
現在は茶道、華道など多目的に活用されている慶雲郷や観濤居と呼ばれる茶室があります。慶雲郷の御堂は明和3年(1766)に建てられたもので当初は小来川にありましたが長谷川唯一郎氏が朽ちかけているのを惜しみ当地に移築したものです。