栃木県宇都宮市 カトリック松が峰教会
Catholic Matsugamine church,Utsunomiya City,Tochigi
sSSS
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Aug.2015 松田浩史
Aug.2008 柴田由紀江
カトリック松が峰教会
栃木県宇都宮市松が峰1-1-5
国・登録有形文化財(1998.12.11)
1932年、スイス人建築家のマックス・ヒンデル氏(Max Hinder 1887年~1963年)の設計と、宮内初太郎氏の手により建設される。
正面に2つの先が尖った塔をもつ、本格的なロマネスク様式の教会堂。
北関東の教会建築では随一の規模をもつ壮大で華麗な姿は、ドイツ・ロマネスクの代表作、シュパイヤー大聖堂(1061年)を思わせるものがあります。
2000~2001年、大谷石の風化などによる落石などの危険性を踏まえ、聖堂の修復工事が行われた。
ヒンデル氏はチューリヒに生まれ、大正末期から昭和初期にかけて16年間日本に滞在し、 札幌、新潟、 金沢、名古屋、
横浜などで宗教施設や学校、病院や住宅等の設計を行った。
施工者である宮内初太郎氏は、当時横浜にあった宮内建築事務所を主宰しており、高い技術をもち、外国人からの信望が厚く、横浜を中心に多くの近代洋風建築を手がけた。
マックス・ヒンデル氏と宮内初太郎氏による教会建築は、1928年に建てられたカトリック神田教会が、今も現存している。