徳島県徳島市 徳島城跡
Tokushima castle,Tokushima city,Tokushima
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January 5, 2019 野崎順次 source movie
徳島県徳島市徳島町、徳島中央公園内
旧徳島城表御殿庭園
鷺の門から下乗橋
旧徳島城表御殿庭園
徳島城の表御殿の庭として、1600年頃に作られたと伝えられる豪壮な桃山様式の庭園で、現在は御殿をイメージして建てられた徳島城博物館に隣接しています。「阿波の青石」といわれる緑色片岩を多用しているのと、数寄屋橋下から地下水路を通して内堀の海水を導入した潮入り庭園であるのが特徴です。枯山水にある全長10.35mの青石橋は中央で折れていますが、初代藩主蜂須賀至鎮(よししげ)が踏み割ったという伝説があります。
(徳島市ウェブサイトより)
本庭は全面積約千五百坪を有し、当代全国庭園中での白眉である。しかも本庭は前述のように枯山水と池庭との二つを併合している点や、池庭が深く掘られて、何段かの護岸石組を設けることなどは、まったく桃山期の典型的なものであって、しかも全庭の庭石が青石を豊富に用いてあることによって、一段とその豪華さを語っている。作者の上田宋箇は一万石の家老として仕えた上に、名古屋城旧二ノ丸庭園、粉河寺庭園、広島の泉邸等の作者と考えれえるだけに、本庭は興味のある作品である。
(重森三玲「日本庭園歴覧辞典、昭和49年」千秋閣庭園より)
パンフレット、入り口、遠景
枯山水
池庭
枯山水に戻る。
陰陽石
最高部に登って下りる。
徳島城博物館
徳島城跡
旧徳島城 表御殿庭園(名勝)
徳島城跡は、徳島県の北東部に位置し、徳島市街地の中心部、標高約61mの城山を中心に築かれた戦国末期から近世の平山城跡で、中世の平山城から始まると伝える。
天正13年(1585)に17万石余の領主として阿波に入国した蜂須賀家政が、本格的な築城に着手し、翌14年に完成した。以後明治に至るまで14代、約280年の間、25万石余の徳島藩主蜂須賀家の居城であった。徳島城跡は東西約640m、南北約550mで、城山頂上に本丸を配し、東二の丸、西二の丸、西三の丸が連なっている。本丸東下には政庁・藩主居所の表御殿が、西三の丸西下には隠居居所の西の丸御殿が置かれていた。明治8年(1875)に城郭建物が撤去され、表御殿庭園と石垣、堀の一部を残すのみとなった。石垣は全て阿波の青石で築かれており、独特の雰囲気と景観を形成している。徳島城跡は、戦国末期から江戸時代まで阿波支配の拠点城郭であり、縄張り、石垣、枡形、庭園、内堀等の遺構も良好に遺存しており、我が国の歴史を考える上で重要である。(文化庁)
旧徳島城表御殿庭園
Omotegoten garden
作庭ノ年代ハ明確ナラザルモ桃山時代ナルガ如シ 枯山水庭及築山泉水庭ヨリナリ 枯山水庭ハ枯池ニ中島ヲ置キ其ノ南方ニ青石ノ橋ヲ、其ノ北方ニ御影石ノ橋ヲ架ケ築山ヲ背景トナス 築山泉水庭ハ池ニ二箇ノ中島アリテ心字型ヲナシ池汀特ニ多ク石ヲ組ミ池ノ東及北ニ築山アリ桃山時代ノ特徴ヲ有シ又緑泥岩ヨリナル青石ヲ多數使用セルガ如キ地方的特色ヲモ有スル優秀ナル城郭ノ庭園ナリ(文化庁)
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