徳島県徳島市 国分寺 15番札所/国分尼寺跡
Kokubunji 15ban fudasho/ Kokubun niji,Tokushima city,Tokushima
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Mar.29,2021 瀧山幸伸
Jan.14,2021 瀧山幸伸 source movie
January 6, 2019 野崎順次 source movie
徳島県徳島市国府町矢野
阿波国分寺(正式には、薬王山 金色院 国分寺)
四国八十八箇所霊場の第十五番札所
天平13年(741年)、聖武天皇が発した国分寺建立の詔により諸国に建てられた国分寺の一つ。寺伝では行基が自ら薬師如来を刻んで開基し、聖武天皇から釈迦如来像と大般若経、光明皇后の位牌厨子が納められたと伝わっている。当初は法相宗の寺院として七堂伽藍を有する大寺院であった。弘仁年間(810 - 824年)に空海(弘法大師)が巡錫した際に真言宗に改宗したとされる。
(ウィキペディア「阿波国分寺」より)
現地説明板、あいにくの小雨に加えて、庭園本堂は来年3月まで修理工事中である。
山門から納経所
国名勝 阿波国分寺庭園 桃山初期
今本庭を一覧すると、瑠璃殿の西部入口付近から豪快な石組が始まる。護岸をかねた三尊石の石組が上下数段に豪華に組まれているが、特に瑠璃殿の西部にある蓬莱三尊石組などは、本庭中でも傑出し、強度な迫力が見るものに迫ってくる。この付近から本殿の裏部にかけて多数の石組や石橋があり、東部に出る付近から、下部の築山の蓬莱石組が裏側を見せていて、これまた、すばらしいの一語に尽きる石組であって、まるで牧渓の水墨散水における瀟湘八景画を見るようである。
瑠璃殿を東に出ると、そこには一種の石橋かと見られるような洞窟石組がある。桃山期の特色のあるもので、これを小型にしたものは願行寺庭園(奈良県)にあり、永禄期の作品である。(中略)ここから池庭の中島に出ると東西北の三方に石橋が架けられている。北部の石橋を渡った付近の築山や石組が蓬莱山石組で、連山風に組まれ、北宗系水墨山水画そのままの景観であり、三好氏なの所持した北宗水墨画が大きく影響したものと思われる。
(重森三玲「日本庭園歴覧辞典、昭和49年」阿波国分寺庭園より)
瑠璃殿(本堂周辺)
境内北西部などに多くの石材が放置されている。瑠璃殿再建時など庭園が破壊されたときに抜き取られたものであろう。
七重塔心礎、環溝型。天平年間(729−748)の建立と思われるが、現山門の近くに置かれている。
Edited Movie Download (YouTube)
国名勝
国分寺庭園
名勝
Movieにはご住職の解説もあります。
国分尼寺跡
Kokubunniji ato
阿波国分尼寺跡は、徳島市の西方、吉野川と鮎喰川の合流点に形成された沖積平野の奥に位置している。
当地は、字名「[[尼寺]にんじ]」によって古くから尼寺跡として推定されてきた。
最近の発掘調査により金堂跡・北門跡・廻廊跡をはじめ、寺域を限る築地およびそれに伴う堀が明らかとなった。
この結果、付近の条里地割との関連からみて、方1町半の寺域を推定することが可能となった。
本尼寺跡は、全国的にみても尼寺跡としては、その状況が明らかな部類に属するものといえる。
(文化庁データベース)
板碑
国分寺庭園
国分尼寺跡
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