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東京都文京区 慈照院

Jishoin,Bunkyo,Tokyo

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Nov.19,2025 柚原君子

 

慈照院
所在地:東京都文京区小石川4-12-6
1631(寛永8)年、中山勝信の開基。曹洞宗のお寺。
赤い山門がきれい。945(昭和20)年の空襲で建物は全焼。昭和30年代に再建して現在に至っている。
門を入ると左側に女装して狂言神楽を踊った辰巳屋惣兵衛の墓がある。墓石には踊る姿が刻まれている。
辰巳屋惣兵衛は江戸中期の遊侠人。本名は平井辰五郎(1733-1821)。伝通院門前に居住して、茶漬け飯・田楽豆腐屋を開業した。しかし、店は家人に任せ、もっぱら遊侠の生活にふけっていた。辰五郎は生来、踊りが好きで、若い頃から暇をみては、踊りに時を費やした。特に、踊りの名声を高めたのは、女装して面白おかしい所作をとりいれてからである。
1788(天明8)年には、「仮面」をつけて踊る「狂言神楽」(里神楽と類似型)を創案し、江戸市民の人気をあつめた。
山王権現社、神田明神社のほか、江戸市中の各神社の祭礼での活躍は言うにおよばず、大名邸での宴会の余興にも招かれるようになった。そのような時、自分は遊戯のために踊るのであり、利欲のためでない、と言って金銭を受けとらなかったという。「お祭と神楽の堂に辰巳屋の枯木娘や花咲かせ爺」蜀山人(太田南畝)(文京区教育委員会掲示要約)
本堂の脇の木造による六地蔵は味があって良い。

                   

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