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東京都江戸川区 燈明寺(平井聖天宮)

Timyoji,Edogawaku,Tokyo

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Mar.11,2022 柚原君子


所在地:東京都江戸川区平井6丁目17-30

燈明寺は江戸中期に興きたもので本堂は昭和の木造建築。外観は宇治の平等院鳳凰堂を模した三ツ屋根造だとしていますが、平等院鳳凰堂の中堂(中央部分)相当部のみで、翼廊や尾廊に相当する部分はないようです。三ツ屋根造りは珍しい形態だと思いますが、本来屋根の出ない位置から瓦屋根がでているのでとても重厚な感じがします。本堂は金堂ともいうそうですが、工事中の幕があり近づけませんでした。
江戸名所図会にも描かれ、徳川時代成田不動尊参拝の方一夜の宿霊所として殷賑を極めています。また歴代将軍家鷹狩りの際には御膳所の役割も果たしています。落語の「中村仲蔵」にも「聖天様」の名前で登場しています。

平井聖天宮(聖天堂)は燈明寺の別堂。別名平井聖天。埼玉県熊谷市の妻沼聖天、東京都台東区浅草の待乳山聖天とともに関東三聖天といわれています。
江戸川区の指定史跡でもあります。
聖天堂は燈明寺の山門から正面階段を昇って二階に。お賽銭箱の紋章は大根。亀戸大根が有名ですが亀戸駅は平井駅の一つ隣の駅ですからこの辺りも亀戸大根畑があったのかも知れませんね。

                                      

 

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