東京都港区 フランス大使館
French embassy
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No man's land event
Dec.2009 -Jan.2010
Jan.2010 撮影:瀧山幸伸
Dec.2009 撮影/文: 柚原君子
東京広尾の旧フランス大使館。この建物が建設されたのは1957年。
斬新なデザインでということでジョセフ・ベルモン氏がデザインを担当。
当時、彼は国立高等美術学校を卒業したばかりの24歳という若さであったそうです。
この建物は2010年1月には解体される予定。
隣の敷地にはすでに新しいフランス大使 館が建っています。(当然の事ながら一般の人は入れません)。
旧大使館を解体する前にフランス人がユニークな趣で一般公開をしようと「NO MAN'S LAND 創造と破壊@フランス大使館」と名づけられたイベントを始めました。
フランス人、日本人を含む70名以上のアーティストたちが集合して、ある意味訳のわからない(笑)、しかし何かが伝わる作品が各部屋ごとにまた 庭に、また壁に出現していました。
入り口には大きく壁画、「ムシュー・シャ」(猫男)。
この猫はあちらこちらで突然出てきます。
壁や床や窓枠は時代物。
はめ込まれた冷房装置や本箱や明り取りの丸い窓など、日本にマッチするようなつくりですが、なんとなくフランス語も聞こえてきそうな不思議な空間でした。
50年前の斬新なデザインだそうですが、小さな階段を下りながら見える中庭や折れ曲がった上り坂階段など気持ちの良い空間でした。
取り壊されるのが惜しい です。
正面左には青木坂があり(江戸時代、旗本の青木氏の屋敷があったので名がついた)、風情があります。
外人が多く歩いていますね。
旧大使館外観
新大使館
六本木 大使館周辺
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