JAPAN GEOGRAPHIC

東京都練馬区 光が丘

Hikarigaoka,Nerimaku,Tokyo

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Nov.29,2016 柚原君子

光が丘公園

所在地:東京都練馬区光が丘4-1-1

地下鉄大江戸線「光が丘」(E38)下車 徒歩8分

樹齢100年を超す巨木40本の銀杏並木が美しいとの情報で出かけましたが、今年は11月上旬が盛りだったそうで、当日はすっかり落葉していました。しかし、公園には並木の他にも単体の銀杏の大木が多く、まだ散っていない木もあったので、秋の陽光の影と光とともに楽しめました。もみじや楓の紅葉は童謡の通りに赤や黄色や緑に色とりどりに鮮やかでした。

光が丘公園は、1940(昭和15)年の紀元2600年記念の『東京大緑地計画』から計画された公園でしたが、太平洋戦争が始まり中断されています。そしてその公園の計画地には陸軍の「成増飛行場」が建設されます。戦後になって米軍の住宅地(グラントハイツ)として米軍の管理下にありましたが、1973(昭和48)年9月に返還が完了して、総面積の約1/3が公園として確保されます。

『豊かな自然とスポーツの公園』というキャッチフレーズのとおり、野球場、陸上競技場、テニスコート、弓道、デイキャンプ、バーベキュー広場、ゲートボール、少年サッカーの施設を有しています。

その他に約2.4ヘクタールのバードサンクチュアリの区域があり、池、州浜、樹林、草地を配置し、野鳥をはじめ様々な生き物の様子を見ることができます。当日も望遠カメラを三脚で固定した野鳥カメラマンが、森の方向に狙いを定めていました。

現在は60.7ヘクタールを有する都内でも大きな規模の公園となり、広域災害避難場所として機能させるために、ヘリコプター発着場所、マンホールトイレ、かまどベンチ、ソーラ灯、給水スペース、災害用掲示板などが備えられています。

                                                                                                                                                                                      

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