東京都豊島区 池袋
Ikebukuro,Toshimaku,Tokyo
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東京よさこい(ふくろ祭り)
会場:池袋駅周辺
「東京よさこい」は池袋西口の4商店会が中心となり、昭和43年に始まった『ふくろ祭り』の後半、毎年10月に開催されます。 第20回東京よさこいは、全国から約120のチームが参加し、それぞれが考えた「よさこい」踊りを披露します。曲作りの基本は「よさこい」をもとにして、「東京音頭」などのその土地の民謡の一部を織り込んで作ります。友好都市の観光物産展と協賛企業ブースが並ぶ豊島区民が誇るお祭り。(公式HP他抜粋)
2019年は台風19号の影響で中止となりました。撮影は2018年のものです。全国から集まってきた団体で、富山県などの文字も見えます。年配熟女や小学生のグループもありますが、学生も多く「早稲田」「法政」「立教」「桜美林」「日体大」「実践女子」などの旗がなびいていました。池袋駅を中心に三本の道路を閉鎖して、次々と踊り手が現れて華やかに見事です。コンテスト形式になっています。
「元池袋史跡公園」
所在地:東京都豊島区西池袋1-9-12
場所は池袋駅西口にあるホテル・メトロポリタンの目の前。10歩もあるけば通り過ぎてしまう167.98m²余りの小さな公園ですが、池袋の地名を掘り起こすことのできる、浪漫あふれる公園です。史跡ですのでその由来が書かれたパネルと、池を表すモザイクタイル、池袋にちなんだフクロウの彫像や、有名作家によるフクロウの絵図などがあります。
池袋と呼称する由来には『昔、辺り一帯に多くの池があったことから池袋の地名が起こったとされています。池には清らかな水が湧き、あふれて川となり、この川はいつ頃からか弦巻川となり雑司ヶ谷村の用水となった。池は次第に埋まり水も涸れて今はその形をとどめていない』とあります。
地域の史跡研究家によると戦国時代より既に池袋の地名が出ていたそうで、豊島区立郷土資料館の解説では、室町時代の末期である1559(永禄2)年、北条氏康が作成させた『小田原衆所領役帳』に、雑司ヶ谷の地名と共に池袋村として記されているそうです。
池袋の辺り一帯は湧き水が豊富な低湿地帯で池が多くできていたことは確かなようで、現在あるメトロポリタンホテルのあたりには丸池が実際にあったそうで、古い地図にもしっかりと載っているそうです。この池が袋の形をしていたから『池袋』というのが通説になっているようですが、地名の由来については識者の方々のもう少し深い洞察があるようです。
1810年(文化7)年から1828年(文政11)年に作成された『新編武蔵風土記稿』には、
『池袋村は地 高くして 東北の方のみ水田あり。その辺り 地 窪にして 地形袋の如くなれば、地名起こりしならん』とあるそうです。 池の形ではなく、地形が根拠であると推測されています。
これにより、くぼんだ低湿地帯に水がブクブクと湧いて淀み、時には池となり、ブクブクと湧く池となり、そして、いけぶくろ……と言われる様になり、となるのでしょうか。
『袋』そのものの語源にも、「水に囲まれた土地」という意味がありますから、『池袋』の呼称は信憑性がありそうですね。
他説では一帯はローム層の丘となっていて自然に「池」ができる地形ではない。畑作や稲作のために「ため池」をした可能性があるとも。雨が降ったら溜まる遊水池のようなものが多くあったのではないかとも。
いづれにしても「そうではないか?」の域で、浪漫あふれる思いに浸れる小さな公園となっています。
池袋のキャラクターのように最近良く登場してくる「フクロウ」ですが、こちらは単なる偶然説と思われます。語呂が良いので商魂に乗った説が有力の様です。池袋の南東に雑司ケ谷鬼子母神がありますが、そこで売られているのがススキの穂で作った「すすきみみずく」。フクロウのことです。豊島区の郷土玩具にもなっています。伝説では病気の母を抱えた娘が薬代も無いと嘆いていたところ、神様が現れて「ススキの穂でミミズクを作って売りなさい」というお告げ。作ったら飛ぶ世に売れて、母親の病気が治ったという、これまた良くある話。フクロウは膨らむ鳥という意味があり、袋もまた膨らむもの……というわけで同意語がそろって栄える池袋ということでしょか。小さな史跡公園のおはなしでした。
サンシャイン60展望台
Sunshine60 view deck
夏の夕暮れ
Evening groy in summer
July 2008 source movie
繁華街 サンシャイン通り
Ikebukuro downtown sunshine street
May 2006 瀧山幸伸 source movie
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