東京都国分寺市 殿ヶ谷戸庭園
Tonogayato Garden,Kokubunji city,Tokyo
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May 5,2017 瀧山幸伸
国名勝
『武蔵野段丘の南縁の「国分寺崖線」と呼ぶ段丘崖とその下端部付近の礫層から浸出する湧水を利用し、雑木林の風致を生かして作られた近代の別荘庭園です。
三菱合資会社の社員で、後に南満州鉄道副総裁から貴族院議員にもなった江口定條は、大正2年(1913)〜4年(1915)にこの地に別荘を構え、「随冝園」と命名しました。昭和4年(1929)に、三菱合資会社の経営者であった岩崎彦彌太が江口家から別荘を買取り、「国分寺の家」として親しむようになりました。彦彌太は、昭和9年(1934)に和洋折衷の木造主屋に建て替え、庭園建築として紅葉亭を新築するとともに、主屋前面の芝生地と崖線下方の湧水及び園地とを結んで、回遊式庭園を完成させました。
庭園の段丘上には芝生地が広がる洋風庭園があり、崖線の傾斜面はアカマツ・モミジ・竹林・クマザサで覆われ、崖線下には湧水の次郎弁天池を中心とした和風庭園があります。
昭和40年代の周辺の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、有料庭園として開園し、平成23年9月21日に殿ヶ谷戸庭園(随冝園)として国の名勝に指定されました。』
東京都建設局 都立庭園パンフレットより転載
殿ヶ谷戸庭園
『武蔵野の自然の地形、すなわち段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」。
崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法がみどころのひとつです。
ここは、大正2年〜4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。
昭和40年代の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、有料庭園として開園しました。
なお、庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来します。』
東京都公園協会ホームページより転載
次郎弁天池
「次郎弁天池。この池の水源である湧き水は、古くは「次郎弁天の清水」と言われた名水でした。以前は灌漑用水として利用され、鷹狩りの休憩地でもありました。」
湧水
紅葉亭
展示室
雪吊り作業・解説
倉庫
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