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東京都江東区 富岡八幡宮

Tomiokahachjimangu,Kotoku,Tokyo

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Mar.30,2026 柚原君子

富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)
所在地:東京都江東区富岡 1丁目20番3号

通称:深川八幡宮(ふかがわはちまんぐう)
祭神 :応神天皇

創建:菅原道真の末裔とされる長盛法印(長盛上人)は、京都の僧侶で代々八幡神像を家宝として所有していた。長盛上人はある日、夢に出現した八幡様に当時永代島と呼ばれたこの地に白羽の矢が立つ場所があり、そこに祀るよう神託を受けた。当時徳川家光が行った深川の埋立工事が難航したため、氏神として「波除八幡」と呼ばれる相模国の富岡八幡宮(現在の横浜市金沢区)を勧請し分霊を受けた。創建当初は「永代嶋八幡宮」と呼ばれ、砂州の埋め立てにより60,508坪の社有地があった。永代島は未開の地であったが、八幡大神は源氏の氏神であり、これを尊崇した徳川将軍家の保護を受けて急速に発展し、庶民にも「深川の八幡様」として親しまれ、広く美麗な庭園は人気の名所であったという。
なお、長盛法師は同じ地に別当寺院として永代寺も建立している。
当社の周囲には門前町(現在の門前仲町)が形成され、干拓地が沖合いに延びるにつれ商業地としても重要視された。
明治・大正期:永代寺については、神仏分離令によって廃寺。現在の永代寺は、1896.(明治29)年に旧永代寺の塔頭・吉祥院が名前を引き継ぎ、道路を隔てた成田山深川不動尊の参道にある。
いだものである。(社伝要約)

社殿:きらびやかな社殿ではあるが、創建より火災や天災に見舞われることが多かった。1683年焼失・1703年地震損壊・1923年関東大震災損壊し・空襲被害を受けるなどし、再建や修復を繰り返している。現在の社殿は1956(昭和31)年に造営され、鉄筋コンクリートの「重層型準八幡造り」となっている。


富岡八幡宮は、江戸最大の八幡宮で祭礼の「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つである。また、1684(貞享元)年に初めて寺社奉行の許しを得て勧進相撲が行われた江戸勧進相撲発祥の神社でもあり、境内には「横綱力士碑」をはじめ大相撲ゆかりの石碑が多数有る。現在でも新横綱誕生の折には境内で横綱力士碑刻印の儀や奉納土俵入りなどの式典が執り行われるほか、相撲にまつわる数々の石碑が建つ。


永代通りに面した一の鳥居をくぐると左側に伊能忠敬が今にも歩き出すような、生き生きとした銅像がある。忠孝は八幡宮近くの黒江町(現、門前仲町一丁目辺り)に居宅を構えていた。測量に出向くたびに安全を祈願して必ず参拝していたそうである。1863(寛政2)年、蝦夷地の測量の旅へも八幡宮に参拝ののちに出発している。

1945年(昭和20)年、空襲罹災地巡幸のため、昭和天皇が境内を訪れるなど、由緒ある神社であったが、2001年(平成13年)富岡茂永が第20代宮司に就任の頃より、事件を起こし逮捕され宮司を解任されるなど変事に見舞われる。宮司逮捕から始まる事件は殺傷と自殺となり神社本庁からも離脱。神社らしからぬ事件が続いたのは残念である。


とは言え、境内は広い敷地に緑も多く、参拝に訪れる人も多い。
境内にはほかに

七渡神社:七渡神社は七渡弁天と親しまれる地主神。八幡宮が創祀される以前から祀られている。
粟島神社:七渡神社に合祀されている。祭神は少彦名命。
車析社:客神社
野見宿禰神社 :江戸勧進相撲発祥の地なので相撲の始祖である野見宿禰を祀っている。
祖霊社花本社: 花本社は深川にゆかりの深い松尾芭蕉を祭神としている住吉社
恵比須社大黒社 :恵比須社は深川七福神の恵比須。
聖徳太子社・天満天神社・永昌五社稲荷神社・鹿島神社・大鳥神社・富士浅間社・金刀比羅社
資料館:富岡八幡宮の歴史をはじめ深川や木場の歴史にまつわる資料展示。
力持碑:東京都指定無形民俗文化財・江東区登録無形民俗文化財民俗芸能記念の「深川の力持」石碑。
木場角乗碑:東京都指定無形民俗文化財・江東区登録無形民俗文化財民俗芸能「木場の角乗」石碑。
神輿庫:2基の御本社神輿が飾られている。1991(平成3)年に奉納された御本社一の宮神輿は台輪幅5尺(1.5メートル)、屋根の幅9尺3寸(2.9メートル)、高さは4メートルを超え、かつぎ棒を含めると4.5トン、鳳凰の胸には7カラットのダイヤモンドをはじめ、装飾の各所に宝石を配している。「日本一の黄金神輿」とも呼ばれる。あまりにも重すぎるため、一度しか担がれたことがない。神輿庫はガラス張りなのでいつでも見ることができる。ダイヤモンドの数を数える参拝者も多い。

深川八幡祭は、江戸三大祭りの一つに数えられて、別名水かけ祭と呼ばれる。沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられる。どの家もバケツやらホースやらプールに汲み置きの水を神輿にも担ぎ手にも掛ける。大型トラックの荷台にシートを敷き、水を貯め、男衆が7.8人バケツを持って待ち構え、「寄ってけ!寄ってけ!」の掛け声で神輿が大方トラックに寄っていくと、豪雨のような雨が被せられる。沿道の祭見物客も、水をかぶっても良い格好で見ている。8月15日の真夏の祭りには最高に盛り上がる。三年に連合渡御が行われ54基の神輿が練り歩く。圧巻である。


神輿(2012年8月11日撮影)
祭礼である通称「深川八幡祭り」は、毎年8月15日を中心に行われる。「わっしょい、わっしょい」の伝統的な掛け声と別名「水かけ祭り」と別称される通り、3年に1度、八幡宮の御鳳輦が渡御を行う年は本祭りと呼ばれ、各町の大人神輿50数基が勢ぞろいして連合渡御が行われる。


                                                                                                                                                   

 

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