東京都三鷹市 八幡大神社
Hachimandaijinja, Mitaka City,Tokyo
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Apr.29,2025 柚原君子
八幡大神社(別名三鷹八幡大神社)
所在地:三鷹市下連雀4-18-23
1657(明暦3)年、振り袖火事と呼ばれる明暦の大火があり、時の幕府は各所に火除け地を設けた。そのために神田連雀町も火除け地とされ住民達は、替え地として与えられた御札茅場千町野で新田を開発することになる。
25軒が入植して連雀町に因んで連雀新田と名付けた。これが後に下連雀村となる。入植3年後に神社と寺の創建を願い出て、神社地一万坪、寺地2万坪を拝領。八幡社は八幡大神社として下連雀村の鎮守となり、別当を当時の築地本願寺より松の坊を迎えた寺(後に禅林寺と呼ばれる)として、社寺が完成する。
しかし、1699(元禄12)年の台風で建物が崩壊して無柱になってしまう。本所石原の黄檗宗の禅師に依頼して禅林寺を創建。塔頭の松仙院が八幡大神社を管理していたが、明治の神仏分離によって独立。1873(明治6)年。村社に。
現在の社殿は1960(昭和35)年造営とあるが、築後65年の古さは無く、近年新築のように新しい……楼門があまりにもきれいなので、建築会社を調べたら楼門は2011年8月とあった。
一の鳥居、二の鳥居を過ぎる。参道もコンクリートが敷き詰められてきれいな神社である。楼門の左右に神輿。盛大なお祭りのようで、例祭に渡御する2基の神輿のうち、二之宮神輿の屋根の鳳凰の目が、1994年版のギネスブックに日本一のダイヤモンドとして掲載されている。
二之宮千貫神輿は、 台輪 四尺三寸(131cm)
重さ3,750Kg 鳳凰の両眼に3カラットのダイヤ入り 昭和61年に十五代浅子周慶作 野筋に金龍を這わせ、青貝を散らした螺鈿細工の延軒屋根、平屋台造りの大神輿である。鳳凰の両眼に天然ダイヤ、鶏冠にルビー、尾羽根に翡翠等があしらわれている。
一之宮神輿】は台輪 三尺(91cm)重量1.5トン 昭和32年に行徳・後藤直光作。屋根延べ神社型。
拝殿の龍の彫刻も見事。本殿の裏に回ると花々がきれいに植栽されている。各町の神輿は三角の屋根を並べた収納庫の中に。
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