東京都豊島区 立教大学
Rikkyo Univercity,Toshimaku,Tokyo
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May 12, 2014 柚原君子
立教大学本館(モリス館)
東京都選定歴史的建造物
築地の外国人居留地に設立された立教大学は1918年に池袋に移転しました。本館はキャンパスの中心に置かれ、宣教師モリスの寄付により建てられたためモリス館と呼ばれています。建物正面の時計はイギリス製の分銅式で、今でも6日ごとに巻き上げているそうです。本館はイギリスの建築様式の一つであるチューダー様式。デザインのベースにあるのは山小屋で、装飾をせず素朴な仕上げを旨とするそうで、切妻屋根・扁平アーチ・ハーフティンバーに特徴があるそうです。設計はアメリカ東海岸で活躍していたマーフィ&ダナ建築事務所。日本においてはあまり実績のない建築事務所で、その意味でも貴重な建築物となります。アメリカの正統的なカレッジ・ゴシック様式(中世の教会風の校舎)を再現したキャンパスは、日本では他に類を見ないそうです。
竣工は1918年。震災・戦災を潜り抜けて今に至るだけあって荘厳にして安らぎのある煉瓦作りの建築物です。
参考文献:立教大学管財部資料・朝日新聞デジタルニュース
立教学院諸聖徒礼拝堂
東京都歴史的建造物
本館(モリス館)や図書館本館と同時期に建てられたもの。 建築当初は礼拝堂そのものだけで、西側の控え室、回廊、入口上部のバルコニー(聖歌隊席)はその後増築され現在に至るそうです。 1996年にはレンガや屋根などの修復工事が行われ、98〜99年にかけての免震工事を経て、関東大震災クラスの地震にまで耐えられるようになっているそうです。外壁の補修の際には、既に生産されていない「焼きすぎ煉瓦」の制作を韓国に求めて実現し、従来のイメージを損なうことなく完成しています。煉瓦造建物として日本で初めての免震レトロフィットの成功例と言われています。
第一食堂
二号館三号館
メイザーライブラリー記念館(旧図書館)
ライフスナイダー館
1926(大正15)年築。設計は東京・丸ビル、日本郵船ビルなどの建設にたずさわったジェイ・ヒル・モーガン氏。施工は清水組。
ライフスナイダー館の由来である、チャールズ・シュライバー・ライフスナイダーは、1912年立教学院総理に就任し、池袋に立教大学の校舎を設置することに尽力したほか、1922年大学令による大学として認可を得ることにも貢献。1931年には立教学院総長、35年には理事長に就任。1940年10月、日米関係の悪化に伴い、理事長・総長を辞任して長年住み慣れた総長邸をあとにします。その邸宅をライフスナイダー館と呼び、現在、立教英国学院の東京事務所として利用されています。
個人宅としては車寄せが大きく取られています。左側のくぐり戸のようなバラの香る小さな門をくぐると広い庭に出ます。隣接する太刀川記念館の脇からも入れます。広い庭に面した邸宅の美しい全景が堪能できます。穏やかな気持ちになれる洋館です。(一部は立教大学HPより引用)
構内
江戸川乱歩邸
立教大学池袋キャンパスには、東京都選定歴史的建造物が4棟あります。
1、立教学院諸聖徒礼拝堂
クリスマスツリーの点灯の当日はハンドベルのコンサートが行われていました。中に入ることはできませんでしたが、別室モニターで公開されていました。
近々に取り壊しの予定との案内板がありました。建て替えのようです。
2、第二食堂
1918年建設。当日は空手部の催し物があって入室できませんでした。大学正門からモリス館を抜けての一本道を行くと、見えてきます。落ちついたたたずまいです。夜の撮影でしたが昼間にもう一度行ってみたいです。
3、本館(一号館)モリス館
<米 国聖公会宣教師アーサー・ラザフォード・モリス氏の寄付によって建てられたことから、「モリス館」とも呼ばれる立教のシンボル。中央時計台の時計はイギリス・デント社製で、直径90cm。動力は分銅式で、6日に一度、手で巻かれています。いつからか「受験生は本館のツタに触れると合格する、新入生は本館のツタが枯れる秋までに恋人ができないと4年間ずっと恋人がいないまま」などと、言い伝えられています。>(HPより引用)
4、二号館
1918年建設。寄宿舎だったそうです。
大学というのは一般人も散策することができて良いものですね。若い人達が青春をしているのを垣間見られるのも気持がいいです。頭の良い若者!日本を頼んだぞ!って気持になりました。
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