東京都世田谷区 向井潤吉アトリエ館
Mukaijunkichi Aterier,Setagayaku,Tokyo
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世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
所在地:東京都 世田谷区 弦巻2-5-1
藁葺き屋根の民家を描くことで知られる「向井潤吉(1901-1995)」の作品が展示してあるアトリエ館を訪ねました。
江戸時代は世田谷郷とよばれ、近年では荏原郡弦巻村として蛇崩川の流れる風光明媚な場所であった(川は今は暗渠となって緑道になっています)世田谷区弦巻に、向井潤吉は1933(昭和8)年に家族と共に住まいます。
昭和期の古き良き時代を描き、特に茅葺屋根の民家が多く「民家の向井」と言われています。40年かけて描かれた民家の絵は2000点にも及びます。
1962(昭和38)年にアトリエを兼ねて建てられた家が現在のアトリエ館。土蔵は岩手県より一部移築されています。
館内に飾られた絵をたどりながら歩くと、昭和の息づかいと茅葺き屋根の続くふるさとに帰郷しているような不思議な優しさに包まれます。
庭にはクヌギ・コナラ・ケヤキが武蔵野の面影を残すように繁り、黒い土の庭に夏の暑い日であったにもかかわらず、涼しい日陰が出来ていました。
柿の木も屋根までの大木でたくさんの青い実を付けていました。
年間を通して絵は入れ替えられます。次回が楽しみです。
ちなみに鑑定団に時々出される絵の価格は大体300万円前後の値が付きます。
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