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東京都 小平市/西東京市/練馬区/板橋区/北区 石神井川

Shakujii River,Tokyo

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 Apr.9,2025 柚原君子

「武蔵野の路:石神井川コース(川越街道~王子)」

練馬区石神井川長光寺橋から荒川の江北橋までの主に石神井川に沿った16.7㎞のコース。石神井川沿いに進むと、石神井川は王子の飛鳥山で一度暗渠に入ってしまうので行き止まりとなります。桜の季節に自転車で通しで走ってみたかったので、自宅近くの川越街道「上板橋」から橋の名前を中心に曲がりくねった深い石神井川を桜色で進めてみました。

電車の行く鉄橋下、白鷺や鴨、様々なたくさんの橋の数、周辺の大学校舎など見応えがあります。桜は川の両側に全てあるわけではなく、片側のみ、あるいは桜が全くない部分もあります。板橋区の地名である「板橋」の桜も満開でした。

 

以下Wikipediaより

石神井川(しゃくじいがわ)は、東京都を流れる一級河川である。荒川水系の支流の一つ。流路延長25.2 km、流域面積61.6 km2

地理: 東京都小平市花小金井南町に源を発し、東京都北部を東へ流れて北区堀船三丁目で隅田川に合流する。東京都小平市、西東京市、練馬区、板橋区、北区を経る。

上流域

小平市花小金井南町にある小金井カントリー倶楽部敷地内の湧水を水源とし、一級河川起点は「左岸:小平市花小金井南町三丁目1218番地先、右岸:同市同町三丁目1217番地先」住居表示では「小平市花小金井南町三丁目2番地先」で、小金井公園北端の公園北橋に上流端標識がある。河川としての流路はさらに西に遡り、嘉悦大学敷地内に伸びている。また、小平市公共下水道の雨水管路が、後述するかつての水源地一帯からの雨水を上流端に排除している。

同ゴルフ場から西東京市の南を流れる。小平市・西東京市を通る上流部は湧水のみによって涵養される小河川であり、梅雨時や大雨のときを除いて、全く水がないか水溜りになっていることが多く、練馬区に入るまで大部分は暗渠や柵渠となっている。西東京市では、1980年度に芝久保調整池および南町調整池、1983年度に向台調整池が設けられ、増水時に川の水を貯留する。

東伏見稲荷神社に近い東伏見橋から武蔵関公園までは緩傾斜護岸化され、開放的な遊歩道になっている。東伏見橋と弥生橋(東伏見駅、早大東伏見キャンパス近く)の近くは川に入って遊べる「石神井川親水広場」(東伏見公園区域内)として整備されており、梅雨時などは水鳥が泳ぐのも確認できる。

中流域

石神井川の整備事業、扇橋(新青梅街道)から下流(愛宕橋など)を望む。上石神井駅から近く練馬区に入ると、武蔵関公園辺りから同公園の富士見池、石神井公園の三宝寺池と石神井池、豊島園池などの湧水や河床からの湧水が合わさるため、涸れ川は見られなくなる。武蔵関公園では駅前の市街地のため、狭隘な流路が続く。富士見池では湧水が減少し、地下水の揚水などによって池の水が維持されており、わずかな溢水が石神井川に流入している。富士見池はまた調整池の役割も果たし、水害防止のため、富士見池調整池(練馬区関町北三丁目)が1973年度に建設された。また城北中央公園にも城北中央公園調節池が整備されている。

三宝寺池は井の頭池や善福寺池とならぶ武蔵野台地の3大湧水池として知られ、かつては石神井川の主水源で、現在の和田前歩道橋(南田中団地前)の近くで合流していた。三宝寺池は湧水が減少したため、1971年に190mの深井戸が掘られ地下水をポンプで揚水して補給している。

石神井池は元は三宝寺池から東流する流れ(三宝寺川)の低地で、流れは石神井川に合流し、低地は水田などになっていた。その後、流量の減少で1933年に途中で堰き止め池とした。1959年、二つの池を中心に石神井公園として整備した。三宝寺池からの湧水がほとんど期待できなくなった1958年には石神井池も深井戸を掘り揚水している。下流の水路も湧水の枯渇で消失していたが、1982年に地上を和田堀緑地として公園化して、川だった記憶を留めるためにミニ橋なども整備されている。夏季のみ石神井池の水をろ過して流し、最後は下水道に流入している。

玉川上水からの分水である千川上水は水量が常に不足していたため、この対策として、石神井川の西早宮橋付近で揚水し、豊島園通りの下を通り、練馬駅大踏切(当時)西側を経て、千川上水に揚水弁を設け流入させていた(千川上水への揚水)。水路は、1942年-1943年ころに暗渠となった。


下流域

城北中央公園の途中で板橋区に入り、桜川一丁目で田柄川を合わせて、川越街道(国道254号)・旧川越街道・東武東上線・中山道を横断し、JR埼京線(線路名称上は赤羽線)を潜って北区に入る。その後、京浜東北線(線路名称上は東北本線)王子駅の下を抜けて北区堀船三丁目で隅田川に注ぐ。石神井川は金沢橋付近(埼京線の上流約200 m)から音無橋にかけて音無渓谷と呼ばれる深い谷となっていた。現在、渓谷部分はほとんどがコンクリートの垂直護岸となっていて、屈曲部の直線化や飛鳥山隧道建設などの改修によって流路も大きく変わっている。直線化の結果残った旧流路の一部は、氷川町つりぼり公園・音無もみじ緑地・音無さくら緑地などとして整備されている。

                                                                                                                                                                                                                                                              


Mar.25,2018 柚原君子

板橋区 石神井川

                            

 

 

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