東京都千代田区 水準原点
Japanese datum of leveling,Chiyodaku,Tokyo
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July 25,2025 大野木康夫
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所在地 東京都千代田区永田町1丁目1-2 国会前庭北地区内
国会議事堂からのアプローチ
水準原点(重要文化財)
明治24(1891)年設置
原点 石造、コンクリート造及び煉瓦造、舟形台石長さ二・七メートル
掩蓋 石造及び煉瓦造、建築面積一四・九八平方メートル、平屋建、柱廊式玄関及び石階段附属
【文化遺産オンラインから引用】
水準原点は,国会議事堂の前,憲政記念館の庭園に所在する。我が国の水準測量における原点であり,東京湾平均海水面を基準として,明治24年に設置された。原点は地下約10メートルの安定地盤から基礎を築き,花崗岩の台石に水晶板をはめ込んで表示する。掩蓋は原点を保護する上屋で,原点とは独立した構造をもつ。工部大学校造家学科一期生の佐立七次郎の設計による古典様式の記念碑的な建物である。
水準原点は,国家事業として展開した全国測量の統一的な基準であり,近代測量史上,高い価値を有している。
三権分立の時計塔
Dec.2022 酒井英樹
水準原点掩蓋
水準原点掩蓋は、国会前庭の北地区に位置する。
水準原点は、わが国の国土の高さの基準として、参謀本部陸地測量部が明治24年(1891)に建設した。
原点は東京湾平均海面(いわゆる海抜)24.5mの高さに設置され、全国にある水準点の基準となっている。
掩蓋は間口3.8m奥行き3.9mのほぼ正方形の平面を持つ石造(花崗岩切石積)平屋建で、正面に柱廊式玄関と石階段をもつ。
設計の佐立七次郎は工部大学校造家学科(現東京大学工学部)第一期卒業生で、現存する建造物は旧日本郵船小樽支店と水準原点掩蓋のみである。
同期には、辰野金吾(現存代表作:東京駅丸の内駅舎、日本銀行本店旧館)、片山東熊(現存代表作:旧東宮御所(現迎賓館))や曽禰達蔵(現存代表作:慶應義塾大学図書館)がいる。
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