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東京都台東区 国立西洋美術館 

National Museum of Western Arts,Taitoku,Tokyo

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台東区上野公園7-7 国立西洋美術館本館 重文 近代/文化施設 昭和 昭和34(1959) 鉄筋コンクリート造、建築面積1,654.86㎡、二階建、一部三階建、地下一階(地下一階部分の内装を除く) 20071221

April 22, 2023 野崎順次


世界文化遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献
2016年(平成28)7月17日、イスタンブールで開催された第40回世界遺産委員会において、国立西洋美術館本館および園地を含む、ル・コルビュジエの建築作品群が「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」として世界文化遺産に登録されました。フランス、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本の7か国に点在する17の資産で構成されており、三大陸にまたがる複数の構成資産が世界遺産として初めて一括登録されました。これらの資産は総体として、ル・コルビュジエが主要な役割を担った「近代建築運動」、つまり、19世紀以前の伝統的な様式建築を批判し、近代社会の求めに応じた新しい建築をめざした運動が、20世紀を通じて全世界規模で広がり実践されたことを証明しています。

設計 ル・コルビュジエ(Le Corbusier)
監理 坂倉準三、前川國男、吉阪隆正および文部省管理局教育施設部工営課(当時)
(本館ウェブサイト)

新館
国立西洋美術館設立20周年の記念すべき年(1979年)に竣工。ル・コルビュジエの設計した本館と一体に機能するように新館を増築しました。外壁は深緑色のせっ器質タイルを打ち込んだオープンジョイントのPC板となっています。本館と一緒になって欅・銀杏などを抱き込むように配置され、それによって緑ふかい中庭が作り出されました。


設計監理 株式会社前川國男建築設計事務所
(本館ウェブサイト)

文化遺産関連パンフレット

  

本館外観

                

屋外の彫刻

                                              

本館内部、1階から2階

                                          

新館、2階から1階

                                                                                                                         

帰途
                    
          


Mar.28,2017 瀧山幸伸 source movie

            


February 5, 2014 野崎順次 source movie  

 

通常展、本館休室のため、新館のみ
                                                    

 

[新館 版画素描展示室]

2013年12月7日(土)〜2014年3月9日(日)

生誕150周年記念 国立西洋美術館所蔵 エドヴァルド・ムンク版画展

                                                                               


Oct.2012 大野木康夫

2011.9.14撮影 

   

本館(重要文化財)昭和34(1959)年の建築

鉄筋コンクリート造、建築面積1,654.86平方メートル、二階建、一部三階建、地下一階(地下一階部分の内装を除く)

     


Mar.2011 瀧山幸伸

     


July 2010 野崎順次

国立西洋美術館

(The National Museum of Western Art, Taitoku, Tokyo)撮影日: 2010年2月、7月東京都台東区上野公園7番7号

重要文化財 本館

戦後、日仏間の国交回復・関係改善の象徴として、20世紀を代表する建築家のひとりであるフランス人建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)の設計により、1959(昭和34)年3月に竣工した歴史的建造物である。

1998(平成10)年に地域に根ざした優れた公共施設として建設省より「公共建築百選」に選定され、2007(平成19)年には国の重要文化財(建造物)に指定された。

階数 地上3階、地下1階、塔屋1階

構造 鉄筋コンクリート造

設計 ル・コルビュジエ(Le Corbusier)

監理 坂倉準三、前川國男、吉阪隆正

文部省管理局教育施設部工営課(当時)

施工 清水建設株式会社

着工 1958(昭和33)年3月

竣工 1959(昭和34)年3月

建築面積 1,587平方メートル

延床面積 4,399平方メートル

展示室 1,533平方メートル 1998(平成10)年 公共建築百選(建設省)

2003(平成15)年 日本におけるDOCOMOMO100選

2007(平成19)年 重要文化財(建造物)

パンフレット

    

本館外部

                         

本館内部

                                                         

外部彫刻

                                         

絵画

                                                                                                                                                                                               

参考資料

国立西洋美術館HP  


Nov.2021 酒井英樹

撮影 Feb.2010

 国立西洋美術館は、松方コレクションを保管し公衆に観覧を供することを主目的に昭和34年(1959)に設立された。
 松方コレクションとは(株)川崎造船所初代社長松方幸次郎が戦前ヨーロッパで収集し、フランスに保管していた絵画、彫刻など375点を示す。
 戦後敵国資産としてフランス政府に差し押さえられていたが、日仏国交回復を機に寄贈という形で返還された。
 このために新設されたのが国立西洋美術館本館である。
 基本設計はフランス人建築家ル・コルビュジェ(Le Corbusier)で、戦前から弟子であった前川國男が設計補助を務めた。
 
 約40m四方の正方形平面を持ち、一部3階建の鉄筋コンクリート造で、本館は昭和34年(1959)に落成。
 世界の現代建築に大きな影響を与えた20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェが日本に残した唯一の建造物。
 『ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-』の構成資産として世界文化遺産に登録されている。

  


Jan.2015 野崎順次

撮影日: July 21, 2005

常設展示

                



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