鳥取県智頭町 板井原
Itaibara, Chizu town, Tottori
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自動車が入れなかった村の街並 |
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Nov.8,2024 瀧山幸伸 source movie
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August 12, 2024 野崎順次 source movie
鳥取県八頭郡智頭町板井原
板井原集落
県選定 板井原伝統的建造物群保存地区
智頭町中心地から北東約3kmに位置する板井原集落は、山に囲まれた小さな谷間に広がる集落です。始まりは平安時代に遡る事から平家落人の隠れ里とも言われています。昭和42年に板井原トンネルが開通するまでこの地に車が入ることはなく、徒歩で行き来する「六尺道」だけが唯一の道でした。集落には、かやぶき屋根の「藤原家住宅」、築50年を超える古民家群、昭和初期に建てられた「板井原公民館」、集落を見守る「向山神社」、水車小屋、炭焼き小屋などが現存しています。昭和30年代の山村風景がそっくりそのまま残っていて集落を訪れる人はタイムスリップしたような気分を味わうことが出来ます。かつては20数戸に住まう人々がありましたが、今では通年生活している世帯はわずかになりました。春になると人の気配を感じるようになりますが、様々な農機具・ざる・ムシロ・タル等の一昔前の民具が、集落が生きていることを伝えています。今では「日本の山村集落の原風景」として文化遺産にと注目され、2004年から「鳥取県伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
(智頭町観光協会ウェブサイト)
国登文 板井原公民館 昭和前/1926-1988/1954曳家
木造2階建、鉄板葺、建築面積36㎡
向山神社境内の東隣にある。木造2階建,切妻造,鉄板葺で,西妻面に切妻造の玄関を設け,外壁は下見板張であるが,上部の軒下を漆喰塗とする。1階は,前面に梁を架け,広く間口を開放できる構造とし,舞台を兼用している。2階は床付8畳と前室4畳からなる。
(文化遺産オンライン)
元は小学校分校の校舎だった。
自動車道を板井原川に沿って東へ、集落の北端を見ながら
集落の入り口を過ぎると板井原川の北側に廃屋がちらほらと残る。
自動車道から離れて、東から集落に入る。幅2m足らずの「六尺道」がメインストリートである。未だに自動車が入れない。
鹿の頭骨と熊の毛皮が飾られた「木古里」という雑貨屋
板井原ふるさと館では、板井原の由来、民俗、生活などの資料が展示されている。
古民家の「野佳(のどか)」は養蚕農家を改築した喫茶店
町文 藤原家住宅主屋
蔵
養蚕場
藤原家の西沿いに北へ行くと最初に来た公民館であるが、さらに六尺道を奥(西南方向)へ進む。これからは完全に廃村のようだ。
同じ道を藤原家の手前まで戻る。
Aug.2010 瀧山幸伸 source movie
A camera
藤原家住宅
野土香(のどか)
火間土(かまど)
B camera
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