鳥取県智頭町 市街
Downtown,Chizu town,Tottori
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八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 主屋 重文 近代/住居 昭和 昭和3(1928) 木造、建築面積350.77㎡、二階建、入母屋造、桟瓦葺玄関棟1棟、大工小屋1棟、炭置場1棟、裏門1棟、車庫1棟、普請関係文書15冊 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 座敷棟 重文 近代/住居 昭和 昭和初期 木造、建築面積200.59㎡、入母屋造及び切妻造、北面主屋に接続、桟瓦葺 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 家族棟 重文 近代/住居 昭和 昭和3(1928) 木造、建築面積119.87㎡、二階建、入母屋造、南面主屋に接続、桟瓦葺 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 一号蔵 重文 近代/住居 大正 大正9(1920) "土蔵造、建築面積58.18㎡、切妻造、桟瓦葺
附・棟札 一枚 大正九年四月" 棟札1枚 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 二号蔵 重文 近代/住居 大正 大正9(1920) "土蔵造、建築面積53.77㎡、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺
附・棟札 一枚 大正九年六月" 棟札1枚 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 三号・四号蔵 重文 近代/住居 大正 大正11(1922) "土蔵造、建築面積62.30㎡、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺
附・棟札 一枚 大正一一年一〇月" 棟札1枚 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 五号・六号蔵 重文 近代/住居 明治 明治前期 土蔵造、建築面積63.29㎡、二階建、切妻造、東面及び南面廊下附属、桟瓦葺 20091208
八頭郡智頭町智頭396 石谷家住宅 七号蔵 重文 近代/住居 明治 明治前期 土蔵造、建築面積53.66㎡、二階建、切妻造、蔵前附属、桟瓦葺 20091208
August 13, 2024 野崎順次 source movie
石谷家住宅
鳥取県八頭郡智頭町智頭396
国重要文化財 主屋など8棟ならびに敷地
国登録記念物・県指定名勝 池泉庭園、枯山水庭園、芝庭など
江戸時代に鳥取藩最大の宿場町として栄えた智頭宿における最も大きな建物の一つで、智頭往来に面して建つ。敷地面積は約10,000平方メートル、広大な池泉回遊式日本庭園を中心に配された部屋は40、土蔵は7を数える。
石谷家は屋号を「塩屋」と称した近世以来の商家で、明治以降は山林地主として栄えた。石谷家住宅は、江戸時代の庄屋建築を、大正8年(1919年)以降、当時の当主で衆議院議員・貴族院議員を務めた石谷伝四郎が改築造営したものである。現在の主屋が完成したのは伝四郎の死後の昭和3年(1928年)である。さまざまな様式が調和した豪壮な邸宅は近代和風建築の傑作とされる。
(ウィキペディア「石谷家住宅」)
今回は庭園および仏師の国米泰石が手掛けた欄間や鬼瓦に特に注目した。
パンフレット
門から土間
囲炉裏の間、電話室、畳廊下、応接(式台玄関)
和室応接、欄間の石谷家邸を鳥瞰した図柄は国米泰石作
坪庭
石谷氏庭園の現地説明板
池泉庭園
枯山水庭園
中庭
二階の山番部屋へ、透かし彫り欄間は大山と隠岐島、また柱の補修板の木目合わせが秀逸
式台屋根の鬼瓦、石州瓦
螺旋階段と太鼓橋、座敷間仕切り欄間の鳳凰(雄を鳳,雌を凰という)
屋根瓦は屋根は黒い石州瓦で葺かれており、この家のための特注品である。石谷伝四郎の恩顧を受けた彫刻家の國米元俊が鬼瓦の意匠と邸内欄間の製作を手掛けている。写真は鬼瓦の一部。
2階から見た枯山水庭園
May 23, 2021 野崎順次 source movie
鳥取県八頭郡智頭町智頭
智頭宿
(Remains of Chizu Waystation, Chizu-cho, Tottori Pref.)
智頭宿は、上方へと向かう主要道であった「智頭往来」の宿場町。江戸時代には、参勤交代で江戸へと向かう烏取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋や奉行所、制札場が置かれていた要所です。
往来に沿うまち並みには、宿場町として栄えた往時を偲ばせる町屋の建物や道標が今も残っており、プチ・タイムトリップな散策を楽しむことができます。江戸時代には大庄屋を務めた旧家で、約3000坪という広大な敷地面積に40以上の部屋数を持つ邸宅と素晴らしい景勝の日本庭園を有する「石谷家住宅」(重要文化財)をはじめ、智頭産の大木を使用した重厚な造りの「米原家住宅」(非公開)、明治30年代に建てられた和風建築「塩屋出店」、カエデの紅葉が見事な「諏訪神社」など、数々の見どころ湖に出会えます。
(智頭町ウェブサイト)
パンフレットと現地説明板
智頭駅から東へ土師川を渡る。
備前街道を北へ、格子戸の家、愛宕の地蔵さんなどがある。
土師川の本流、千代川の備前橋を渡る。
新町通りから田中町通り
智頭往来に出た。
諏訪酒造
国登文 下町公民館 大正/1914/1928移築
木造2階建、瓦葺、建築面積93㎡
当初は智頭町役場として建築されたが,昭和3年に現在地に移築され,町役場や電報電話局として用いられてきた。木造2階建,寄棟造・桟瓦葺,外壁下見板張で,正面に玄関ポーチを設けるが,全体に装飾はほとんどない。地方における洋風庁舎建築の一事例。
諏訪酒造の隣の家
智頭往来を進む。
石谷家住宅のパンフレットと門あたり
国重文 石谷家住宅 主屋 昭和 昭和3(1928)
木造、建築面積350.77㎡、二階建、入母屋造、桟瓦葺玄関棟1棟、大工小屋1棟、炭置場1棟、裏門1棟、車庫1棟、普請関係文書15冊
国重文 石谷家住宅 座敷棟 昭和 昭和初期
木造、建築面積200.59㎡、入母屋造及び切妻造、北面主屋に接続、桟瓦葺
主屋2階へ
2階から見た桟瓦葺屋根群
日本庭園
国重文 石谷家住宅 三号・四号蔵 大正 大正11(1922)
土蔵造、建築面積62.30㎡、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺、附・棟札 一枚 大正一一年一〇月" 棟札1枚
国重文 石谷家住宅 二号蔵 重文 近代/住居 大正 大正9(1920)
土蔵造、建築面積53.77㎡、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺、附・棟札 一枚 大正九年六月" 棟札1枚
国重文 石谷家住宅 一号蔵 大正 大正9(1920)
"土蔵造、建築面積58.18㎡、切妻造、桟瓦葺、附・棟札 一枚 大正九年四月" 棟札1枚
国登文 智頭消防団本町分団屯所 昭和前/1941
木造2階建、瓦葺、建築面積80㎡、1棟
智頭街道に面して建つ。木造,下見板張,総2階の切妻造,桟瓦葺洋館で,正面の屋根中央部を切妻破風に切り上げ,切妻造の火の見櫓をのせる。正面中央壁沿いの梯子段が切妻破風を貫通して櫓に至る特徴ある姿形は地区のランドマークとして親しまれている
国登文 米原家上門および塀 大正/1912~1918年
上門 木造、瓦葺、間口4.0m 塀 木造、瓦葺、総延長22m、1棟
主屋の東、智頭往来に面して開く。三間一戸薬医門で控柱を表側に立て、両脇にのびる塀の起点とする。屋根は切妻造桟瓦葺で棟の輪違積に十字紋をあしらう。両開板戸には大振りな八双金物を打ち、天井に幅広の隠岐スギを使う豪壮な門塀で、往来の景観を整える。
国登文 米原家住宅主屋 明治/1906年頃
木造2階建、瓦葺、建築面積468㎡、1棟
智頭往来と備前往来の交差する角地に建つ。桁行一二間梁間七間と大規模で、屋根は入母屋造桟瓦葺で四周に下屋を廻らす。外壁は黒漆喰塗、腰はモルタル洗出で破れ目地を切り、出格子を連続させる。良材を駆使した座敷を多数有し、近代豪商の主屋の特徴を示す。
国登文 米原家下門および塀 明治/1906年頃
下門 木造、瓦葺、間口2.2m 塀 木造、瓦葺、総延長14m、1棟
主屋の南、備前往来に面して開く脇門。切妻造桟瓦葺の一間棟門で、通りより半間奥に建ち、両脇に塀が矩折で取付く。両開板戸に一枚板を張り、乳金物で閂を受ける。棟は青海波で飾り、施釉の鬼瓦には当家の家紋「菱木瓜」を入れる。備前往来側の景観を整える。
国登文 旧塩屋出店主屋 明治/1897頃
木造2階建、瓦葺、建築面積163㎡、1棟
宿場町として栄えた智頭町の中心地近くに位置し,智頭街道に突き当たる街路に西面して建つ。木造2階建,切妻造,平入の町屋で,長大な正面のほぼ中央に玄関を置き,その北側をカミテ,南側をシモテとする。正面2階のたちが低く古式を感じさせる点に特色。
国登文 旧塩屋出店洋館 昭和前期/1935頃
木造2階建、瓦葺、建築面積25㎡、1棟
東西にやや長い敷地のほぼ中央南寄りに位置し,主屋の南東端から東方に突き出たカマヤ部の東方に建つ。木造2階建,下見板張,切妻造,桟瓦葺の洋館で,窓の額縁を柱型として表すなどスティックスタイル風の意匠をとる。
現在は、智頭町出身の映画監督である「西河克己映画記念館」として、智頭町でロケが行われた「絶唱」をはじめ、「伊豆の踊子」「青い山脈」「潮騒」など、メガホンを取った作品のポスターやシナリオ、スチール写真といった貴重な収蔵品が展示されています。日本映画ファンにはたまらない、銀幕の世界が広がっています。
(智頭町ウェブサイト)
参考資料
文化遺産オンライン
石谷家住宅
Ishitanike
市街
Downtown
林業で栄えた町。智頭往還の最大の宿場でもあった。
石谷家住宅 山林で栄えた家
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