鳥取県鳥取市 仁風閣
Jinpukaku,Tottori city,Tottori
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May 29, 2021 野崎順次
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鳥取県鳥取市東町2丁目121番地
今回は庭園をじっくり鑑賞しようと思う。また、鳥取城の石垣も興味深い。
国重文 仁風閣
1906年、鳥取城の扇御殿跡に、片山東熊の設計、橋本平蔵の監督によって建設され、翌1907年に完成した。施工費は4万3335円。木造2階建て白亜塗りのフレンチルネッサンス様式で、1・2階共にベランダが設けられており、ガラス張りの2階バルコニーからは、市指定名勝である池泉回遊式日本庭園の宝隆院庭園を一望できる。館正面右の螺旋階段は支柱を用いない、ケヤキの厚板で支えられた独特の構造をしており、外にあるのはこれの角尖塔である。
旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸という名目だったが、最初から皇族の宿泊を意図して設計・建築されたといわれる。完成同年に行われた皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の御宿所として利用され、館名は、これに随行した元帥海軍大将東郷平八郎が命名したもので、同人の筆による額が現存する。
(ウィキペディア「仁風閣」より)
内部
市名勝 宝隆院庭園
仁風閣にある庭園で、鳥取市内の名園のひとつです。この名園は、十一代藩主・池田慶栄の未亡人・宝隆院のために十二代藩主・池田慶徳が扇御殿とともに作った池泉回遊式の庭園です。久松山を背景に自然林を活かした渓流の岩組、滝口がなる景色は美しいです。鶴をかたどった池には、豪壮な亀島を浮かべ、地形の変化に富み、徳川末期の造園の味をよく残しています。四季折々の自然美を茶室で眺める景観はまた格別です。
(とっとり旅の生情報サイトより)
池にオタマジャクシが
仁風閣の2階から見る。
吉川経家公像と鳥取城跡
名門 鳥取西高
撮影時期:2011年5月
<仁風閣>
木造、建築面積540.7㎡、二階建、正面玄関ポーチ及び東側面八角階段室付、桟瓦及び銅板葺
外装下見板張隅柱型付、窓二重両開き戸、内部中廊下式、背面ベランダ付、二階引違硝子戸
山陰地方に残る明治洋風建造物の代表的遺構
設計:片山東熊、橋本平蔵
明治時代[明治40年(1907)]
《内部》
撮影日: 2008年4月23日
仁風閣は、1907年、池田侯爵が当時の皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰行啓時の宿泊施設として鳥取城跡の扇御殿跡に建てた別荘で、皇太子が行啓に来た時、皇太子に随行した元帥海軍大将の東郷平八郎が仁風閣と名付けました。
フレンチ型ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺の2階建ての建物は、その外観の優雅さや日本庭園の美しさが相まって国の重要文化財として指定されています。館内は資料館として鳥取藩や池田家についての資料が展示されています。
(鳥取県観光案内「とっとり旅の生情報」より)