鳥取県鳥取市 鳥取砂丘
Tottori sakyu,Tottori city,Tottori
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Dec.15,2019 瀧山幸伸
砂の美術館と砂丘イルミネーション
砂丘イルミネーション
千代川河口の東西両側海岸に広がる砂丘地の総称。東西16km、南北約2km、最高起伏47mに及び鳥取市と福部町にまたがる。
一般に鳥取砂丘といわれているのは浜坂砂丘を指し、ここは観光施設が集中する砂丘観光の中心である。
県道319号線沿いにはレストハウスやお土産店などの店舗が並ぶ。県道をまたぐと砂丘の入口である。ロープウェイもあるが歩く。
即刻斜面階段である
正面の光景
砂丘の土台となる基盤岩は花崗岩・安山岩・玄武岩で砂丘の形成は約170万年以降とされる。河川によって中国山地から運ばれた砂・粘土が堆積して、現在の海岸線の辺りに砂洲が形成され始めた。人類と砂丘とが関わりを持ちかけたのは2万年前辺りとされる。縄文や弥生の遺物が出土している。室町・安土桃山時代の古石塔・五輪塔の見つかっており、中世後期砂丘地に集落が営まれていた。
鳥取藩による大規模な砂防植林事業として1728(享保13)年に松1万8千本が植えられた。近世末期からの植林が実を結んで明治以降は開拓・耕地化が進展し、ラッキョが特産物となった。1896(明治29)年に旧陸軍の演習地となったことで自然の景観が残された。
その後演習地は鳥取大の研究施設地となった。砂丘の緑地化が実現し、鳥取空港が設けられるなどで、天然記念物に指定されている浜坂砂丘の一部にしか本来の砂丘の形態が見られなくなった。現在諸事情の変化で、砂丘が衰退期にあるため、砂丘復元の方法が模索されているようだ。
オアシスとその周辺
オアシス
オアシスは馬の背と呼ばれる小高い丘の近くにあり、砂丘に降った雨や雪が地下を通り、低地に湧き出てできる。
湧き水の流れ
光る水面
今年(平成29年)2月に33年ぶりとなる90cm超の積雪があり、オアシスの水が通常の2〜3倍に増えた。
鳥取県砂丘事務所によると、地下の水量が増えたのが原因とみられるという。
生える植物
鳥取砂丘は乾燥砂漠と地形的に似ていることから誤って同一視されがちであるが、生態系的にはまったく別物である。
日本のように湿潤気候下にある海岸砂丘では、砂の表面温度が50度にもなる真夏でも、カラカラに乾燥している砂のすぐ下の層は常に湿っていおり砂丘植物が生育する。咲いているのは、コウボウムギ、ヒロードテンツキ、オニシバ、ハマボウコウ? (わかりません)
馬の背伏(通称)
正面の小高い丘が砂丘第二列と呼ばれる砂の頂で、高さ47.1m。頂からは砂丘の広がりと雄大な日本海が一望できる。
日本海
風紋
風も無かったので期待外れでした。風紋が出来るには条件がある。
砂丘を楽しむ人たち
砂丘の西方には、青い水をたたえた多鯰ケ池(たねがいけ)が見える(時間の都合で行けず)
多鯰ヶ池
Tanegaike
鳥取市街
Tottori downtown
撮影日: 2008年4月22日
ラッキョウ畑
多鯰が池
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