富山県高岡市 瑞龍寺
Zuiryuji,Takaoka city,Toyama
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高岡市関本町35 瑞龍寺 仏殿 国宝 近世以前/寺院 江戸前期 万治2(1659) 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、鉛瓦葺 棟札5枚、銘札3枚 19090405 19971203
高岡市関本町35 瑞龍寺 法堂 国宝 近世以前/寺院 江戸前期 明暦元(1655) 桁行十一間、梁間九間、一重、入母屋造、銅板葺、向拝 桁行二間、梁間一間、一重、向唐破風造、銅板葺 19280404 19971203
高岡市関本町35 瑞龍寺 山門 国宝 近世以前/寺院 江戸後期 文政元(1818) 三間一戸二重門、入母屋造、こけら葺、左右山廊付 各桁行三間、梁間一間、一重、切妻造、こけら葺棟札2枚、古図2点 19820611 19971203
高岡市関本町35 瑞龍寺 総門 重文 近世以前/寺院 江戸前期 明暦(1655-1657)頃 三間一戸薬医門、切妻造、こけら葺、左右袖壁附属棟札1枚 19280404
高岡市関本町35 瑞龍寺 禅堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 寛永元(1624) 桁行七間、梁間五間、正面向唐破風向拝付、背面・両側面庇附属、一重、切妻造、こけら葺 19820611
高岡市関本町35 瑞龍寺 大茶堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 明暦(1655-1657)頃 桁行23.6m、梁間9.8m、一重、入母屋造、こけら葺 19971203
高岡市関本町35 瑞龍寺 高廊下 重文 近世以前/寺院 江戸前期 明暦(1655-1657)頃 桁行七間、梁間二間、一重、両下造、こけら葺、南面法堂・北面大茶堂に接続 19820611
高岡市関本町35 瑞龍寺 北回廊 重文 近世以前/寺院 江戸中期 "寛文元(1661)頃 宝暦13(1763)(鐘楼) 寛延元(1748)(東半部)" 桁行折曲り延長五十六間、梁間一間、一重、両下造、鐘楼及び大庫裏付、北面西端番所附属、こけら葺 19820611
高岡市関本町35 瑞龍寺 南東廻廊 重文 近世以前/寺院 江戸中期 寛延元(1748) 桁行折曲り延長二十間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺 19820611
高岡市関本町35 瑞龍寺 南西廻廊 重文 近世以前/寺院 江戸中期 寛延元(1748) 桁行折曲り延長三十五間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺 19820611
Sep.8,2020 瀧山幸伸
所在地 富山県高岡市関本町35
瑞龍寺は加賀二代藩主前田利長の菩提寺として建立されたもので、仏殿(万治二年<一六五九>)、法堂(明暦元年<一六五五>)、総門(明暦頃)が重要文化財に指定されている。
延享三年<一七四六>に山門と回廊の前半部分及びその脇にあった禅堂などが焼失したが、江戸時代後期にほぼ旧状の配置で再建された。
山門は創建時の大工山上善右衛門(加賀藩御大工)の後裔にあたる大工が建てたもので、禅宗様の手法になる三間一戸の二重門であり、古式な手法をもつ。
鳥蒭沙摩明王堂(旧禅堂)や高廊下、回廊は伽藍を構成する重要な要素である。
当寺は大規模な曹洞宗寺院の中でも、整備された伽藍配置をもっともよく残すものの一つであり、伽藍全体として保存を図る必要がある。
(国指定文化財等データベースより)
瑞龍寺はJR高岡駅の南、徒歩で5〜6分のところに位置しています。
総門から山門、仏殿、法堂に向かう方角は西、つまり伽藍は東向きに作られています。
現在も、回廊に囲まれた伽藍がよく残っており、順次修理を行っているところです。
山門の東にかつて南北対象に存在した浴室と七間浄頭(東司)を復元し、七堂伽藍を完全復元するという表示がありましたが、構想段階で、実際の事業はまだまだ先のようです。
総門(重要文化財)
明暦年間(1655-1657)頃の建築
三間一戸薬医門、切妻造、こけら葺、左右袖壁附属
ほぼ城門と同じ作りです。
山門(国宝)
文政元(1818)年の建築
三間一戸二重門、入母屋造、こけら葺、左右山廊付 各桁行三間、梁間一間、一重、切妻造、こけら葺
北回廊(重要文化財)
寛文元(1661)年頃の建築
鐘楼は宝暦13(1763)年、東半部は寛延元(1748)年の建築
桁行折曲り延長五十六間、梁間一間、一重、両下造、
鐘楼及び大庫裏付、北面西端番所附属、こけら葺
山門の右側が北になります。
独立建物のような大庫裏は、文化財指定上は北回廊の一部です。
伽藍の外側(北側)からも眺めることが可能です。
大庫裏
高廊下(重要文化財)
明暦年間(1655-1657)頃の建築
桁行七間、梁間二間、一重、両下造、こけら葺、南面法堂・北面大茶堂に接続
法堂の右(北)、大茶室との間の七間廊下です。
南西回廊(重要文化財)
寛文元(1748)年の建築
桁行折曲り延長三十五間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺
法堂から禅堂までの廊下です。
南東回廊(重要文化財)
寛延元(1748)年の建築
桁行折曲り延長二十間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺
山門の左手(南)、禅堂までの廊下です。
禅堂が修理中のため、あまり撮影できませんでした。
禅堂(重要文化財)
寛永元(1624)年の建築
桁行七間、梁間五間、正面向唐破風向拝付、背面・両側面庇附属、一重、切妻造、こけら葺
修理中で撮影できませんでした。
左右対称の大庫裏と同じ造りです。
仏殿(国宝)
万治2(1659)年の建築
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、鉛瓦葺
金沢城と同じ鉛瓦葺ですが、意図はわかりません。
法堂(国宝)
明暦元(1655)年の建築
桁行十一間、梁間九間、一重、入母屋造、銅板葺、向拝 桁行二間、梁間一間、一重、向唐破風造、銅板葺
石廟(石川県指定文化財)
大茶室(重要文化財)
明暦年間(1655-1657)頃の建築
桁行23.6m、梁間9.8m、一重、入母屋造、こけら葺
北側からの撮影
修理はもう少し続くようです。
名称:瑞龍寺
所在地:富山県高岡市関本町35
訪問日:2010.06.12加賀百万石を彷彿とさせるお寺です。
高岡にありますが加賀藩二代藩主前田利長の菩提をとむらうために建立された寺です。
シンメトリーで整然とした伽藍の構造をしています。
そして何よりなのは、ほとんど撮影制限がありませんでした。
さすがに法堂でお坊さんが信者の方に背を向け、読経しているところは撮影を遠慮しましたが、他の場所は全く問題ありませんでした。
総門
山門
仏殿
禅堂
大庫裏
法堂
石廟
宝物展
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