和歌山県橋本市 陵山古墳
(Misasagiyama Tumulus,Hashimoto City, Wakayama Pref.)
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May 25, 2024 野崎順次 source movie
和歌山県橋本市古佐田
(丸山公園内)
陵山古墳
陵山古墳は、和歌山県橋本市にある横穴式円墳である。「古佐田古墳」「田村将軍塚」「紀古佐美陵」などとも呼ばれている。直径は約46m、高さ約6m、濠の幅6mで紀の川中流域では最大の円墳で、和歌山県の文化財に指定されている。盛土は三段で、墳丘の段の肩に沿って円筒埴輪が埋められている。南東方向には横穴の石室入口があり、前後に分かれた石室の側面には赤色顔料が塗られている。明治26年(1893年)、昭和27年(1952年)、昭和47年(1972年)に発掘調査が行われ、勾玉や首の回りを防御する頚甲(けいこう)という鎧などが出土しており、5世紀末から6世紀初めごろに築造された有力氏族の墓と推定されている。
(ぐるりん関西ウェブサイト)
現在では石室は崩壊を防ぐため砂で充填した状態で保存されており、古墳域には立ち入り禁止である。
横穴式石室のあたり
南から右回りに墳丘を見ていく。
ニホンザル
帰途、橋本駅に戻る。
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