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和歌山県橋本市 利生護国寺

Rishogokokuji,Hashimoto city,Wakayama

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橋本市隅田町下兵庫732 利生護国寺本堂 重文 近世以前/寺院 室町前期 室町前期 桁行五間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺 19650529


March 27,2016 大野木康夫 source movie

所在地 和歌山県橋本市隅田町下兵庫732

利生護国寺は橋本市東部の隅田に位置しており、地元では「大寺」と呼ばれています。

JR和歌山線の下兵庫駅から北に向かい、国道24号線を越えてすぐ北側です。

    

本堂(重要文化財)

室町前期の建築

桁行五間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺

南北朝時代の本堂建築で、本格的な様式をもっている。

(国指定文化財等データベースより

                            

 


July 2012 瀧山幸伸 source movie

                         

                    


June 2011 酒井英樹

撮影:2007年9月

 利生護国寺は俗に大寺と称し、『紀伊続風土記』によれば、行基の開創で古くは兵庫寺と呼ばれた。鎌倉時代中期に叡尊の布教基地となった。

 本堂の建立年代は明確ではないが、天授年間(1375-1380)と伝えられる。一方、建築様式からも室町時代前期と推定されている。

 過去には金堂あるいは護摩堂とも称した。

 軒の出が深く大和地方との関連が深く、外陣の梁間を広めた所は奈良・大阪・和歌山地方に多い中世仏堂の一典型で、南都系折衷様の技法を示す貴重な遺構である。

<本堂>  

正面5間、側面4間、組物出三斗、中備間斗束、二軒繁垂木、寄棟造、本瓦葺 室町時代前期

   

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