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和歌山県紀の川市 貴志川八幡宮

(Kishigawahachimangu,Kinokawa City, Wakayama Pref.)

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February 2, 2025 野崎順次 source movie

和歌山県紀の川市貴志川町岸宮1124-1


当地は神功皇后が三韓征伐後、紀伊国名草郡柏原郷に上陸後に立ち寄った場所だとされる。
八幡神を尊崇する大和国宇智郡坂合荘(現・奈良県五條市阪合部新田町)の住人阪上法兼が一筋の光を発見した。調べてみるとその光はこの地から発せられていた。そこで、その光を八幡神の影向と考えた法兼によって康平6年(1063年)、鳩羽山の山頂のタテリ岩がある地に八幡宮を創建し、自ら社司となったという。その際、国司の五条大納言より種々の珍宝の寄進を受け、四方50町に及ぶ神領が定められたとする。
寛治元年(1087年)、中腹にある岸宮中宮遺跡の地に遷座する。寛元元年(1243年)現在地に遷座する。
室町時代には蓮華ノ宮八幡と呼ばれていた。
天正年間(1573年 - 1593年)に兵火にかかり社殿が焼失し、神領が没収されるが、慶長6年(1601年)に山名師氏によって再興された。
1906年(明治39年)、社殿が再建される。
当社の東にはかつての別当寺・大日寺がある。
(ウィキペディア「貴志川八幡宮」)

アプローチ、甘露寺前駅から北へ歩く。

          

八幡宮創建地(奥宮)である鳩羽山山頂のタテリ岩から拝観したいが、体力筋力不足なので、山腹に位置する中宮の環状列石と磐座を目指す。貴志川八幡宮を行き過ぎて、急坂を上る。甘露寺前駅から2kmほどである。

        

岸宮中宮遺跡の表示、町指定史跡とあるが市指定史跡である。少し行き過ぎると木箱を並べた広場があった。遺跡はその手前であった。

  

環状列石あたり,何とか環状がたどれるようだ。

                 

説明板がありその背後に磐座があった。足元と見通しが悪く、配置全体がよく把握できない。

       

山を下る。

    

貴志川八幡宮(旧岸宮八幡宮)

               

拝殿の前に庭園がある。特に向かって右側は実に見事である。この地に産する蛇紋岩を使用した枯山水庭園である。安土桃山時代の作だという。

               

向かって左側

         

帰途、お坊さんと土地の人々が露天のお地蔵さんに屋根をかける相談をしていた。

               

 

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