和歌山県高野町 金剛三昧院
Kongosanmaiin,Koya town,Wakayama
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伊都郡高野町高野山425 金剛三昧院経蔵 重文 近世以前/寺院 鎌倉前期 貞応(1222-1223)頃 桁行二間、梁間二間、校倉、寄棟造、檜皮葺 19220413
伊都郡高野町高野山425 金剛三昧院四所明神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 天文21(1552) 一間社春日造、檜皮葺 19650529
伊都郡高野町高野山425 金剛三昧院多宝塔 国宝 近世以前/寺院 鎌倉前期 貞応2(1223) 三間多宝塔、檜皮葺 18990405 19521122
金剛三昧院は、尼将軍 北条政子が、夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために建立しました。高野山のメインストリート「小田原通り」から、ひと筋奥まった、静かな環境にある宿坊寺院です。本尊の愛染明王(あいぜんみょうおう)は、恋愛成就の仏様として、様々な縁を結んでくれるといわれています。また、国宝・多宝塔をはじめ、重要文化財の経蔵、四所明神社など、数々の歴史的文化財を擁しており、高野山の世界遺産登録にあたっては、根幹となる寺院として重要な役割を果たしました。高野山の中でも、いにしえの面影を色濃く残した名刹であり、鎌倉時代の風雅をそのままに伝える格別な雰囲気をたたえています。
(当院ウェブサイトより)
パンフレット、現地説明板、アプローチ、門前あたり
表門 江戸後期 文政期、門の中にある鐘楼は国重文指定
国宝 多宝塔 鎌倉前期 貞応二年(1223)
細部
六本杉(別名毘張杉)
国重文 経蔵 鎌倉前期 貞応頃(1222〜1223)
国重文 四所明神社本殿 室町後期 天文二十一年(1552)
本堂、本尊の愛染明王坐像は源頼朝公の等身大の念持仏(伝運慶の作)
国重文 客殿及び台所 江戸前期
内部の大広間には小栗宗丹が描いた襖絵金地著色梅花雉子図(国重文)がある。
庭園
帰途
参考資料
国指定文化財等データベース
山門
多宝塔
細部
経蔵
細部
四所明神社本殿
屋根の葺替えが終わっていました。
細部
客殿及び台所
細部
六本杉
本堂
所在地 和歌山県伊都郡高野町高野山425
金剛三昧院は高野山真言宗別格本山です。
高野山の中心、千手院橋の交差点から徒歩で南東に10分ほどの小田原谷にあります。
承久元(1219)年に源頼朝の菩提を弔うため、北条政子が発願して創建されました。
山内の中心部とは少し離れているため、度重なる大火にも類焼を免れ、多くの貴重な建造物が現存しています。
参道の正面に国宝多宝塔が見えています。
鐘楼門
境内のシャクナゲは「金剛三昧院の大シャクナゲ」として和歌山県の天然記念物に指定されています。
六本杉(天狗杉)
多宝塔(国宝)
貞応2(1223)年の建築
三間多宝塔、檜皮葺創建時に源頼朝、源実朝の供養塔として建立されたものです。
最近檜皮を葺き替えています。
客殿及び台所(重要文化財)
江戸前期の建築
桁行34.3m、梁間18.9m、一重、入母屋造、檜皮葺江戸初期の建築。
客殿と台所を一棟にまとめた建物で、髙野山のうちではいちばん古く、しかも意匠がよい。
(国指定文化財等データベースより)数か年にわたる修理工事が終わりました。
経蔵(重要文化財)
貞応年間(1222-1223)頃の建築
桁行二間、梁間二間、校倉、寄棟造、檜皮葺客殿正面、シャクナゲに挟まれた石段の上、六本杉の近くに建っています。
多宝塔同様、創建当時の建物です。
四所明神社本殿(重要文化財)
天文21(1552)年の建築
一間社春日造、檜皮葺金剛三昧院の鎮守であって、室町末期の建築である。
(国指定文化財等データベースより)経蔵の右手、山腹をさらに登ったところに建っています。
金剛三昧院のHPによれば、本殿右手の天満大自在天神社(桃山期の建築)も重要文化財とのことですが、他の資料による確認ができませんでした。
A camera
山門
Sanmon
多宝塔
Tahoutou
経蔵、六本杉
Kyozo,Ropponsugi
四所明神社
Shishomyojinsha
客殿及び台所
本堂
Hondo
B camera
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