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和歌山県田辺市 南方熊楠邸および顕彰館
(Minakata Kumagusu Archives and His House, Tanabe, Wakayama)

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庭は植物園
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けた外れの博物学者
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Feb.17,2017 瀧山幸伸 source movie

南方熊楠旧居と南方熊楠顕彰館
     

Dec.2010 野崎順次 


和歌山県田辺市中屋敷町
撮影日: 2010年12月4日 南方熊楠(1867-1941)は、博物学、宗教学、民俗学の分野における近代日本の先駆者的存在であり、同時に植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類・変形菌類・地衣類・蘚苔類・藻類の日本における初期の代表的な研究者である。
彼が半生を過ごした家に隣接する南方熊楠顕彰館は、熊楠が遺した蔵書・資料を恒久的に保存するとともに広く公開し、熊楠に関する研究を推進する機関である。 パンフレット     アプローチ JR紀伊田辺駅より、田辺大通りを南へ、宮地通りに右折し、中屋敷町に至る。
        南方熊楠邸
1916(大正5)年からこの邸に住んで、菌類や植物、民俗学などの研究に打ち込んだ。
邸内には大きな楠や柿、みかんの木があり、顕花植物も数百種あった。柿の木から新種の粘菌を発見するなど、庭は研究園そのもので、お手伝いさんは落ち葉を掃除するにも気を遣ったという。
熊楠の没後、長女文枝さんが邸とともに、貴重や書物や文献、書簡、標本などを保全した。
これらは文枝さんの亡きあと、その遺志で田辺市に寄贈された。傷みが激しかった建物は2006年、顕彰館の建設に合わせて熊楠存命当時の姿に復元された。      母屋                      井戸上屋     土蔵と書斎                 庭(植物園)など          南方熊楠顕彰館

2003年に行なわれた公開コンペ(選考委員長藤本昌也)により選ばれたインテグレーテッド デザイン アソシエイツ+堀アーキテクツが設計した建築である。
まちなかの狭い道路に面するファサードは低く抑えられ、白壁と木格子の入口、亜鉛合金板の登り屋根と壁の材質の組合せが落ち着いており、プロポーションが整っている。1階は玄関ホール、展示スペース、学習室、収蔵庫で、吹抜けを階段で上った2階に交流・閲覧室、研究作業室、管理室などがある。
内部に入ると木格子の壁と木張りの登り天井で構成された静謐でありながら躍動感ある空間が素晴らしい。丸柱はスギ、貫壁はヒノキで、いずれも地元の紀州材である。貫壁の外側はガラスで覆われ、展示スペースや学習室からは保存されている南方邸が垣間見られる。                                 周辺(中屋敷町)の家並み          南方熊楠顕彰会HP
建報社HP




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