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和歌山県和歌山市 天満神社

Tenmanjinja,Wakayama city,Wakayama 

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和歌山市和歌浦西2-1-24 天満神社 末社多賀神社本殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長(1596-1615) 一間社春日造、檜皮葺 19740521

和歌山市和歌浦西2-1-24 天満神社 末社天照皇大神宮豊受大神宮本殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長(1596-1615) 二間社流造、檜皮葺 19740521

和歌山市和歌浦西2-1-24 天満神社本殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長11(1606) 桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、檜皮葺 棟札8枚 19160524

和歌山市和歌浦西2-1-24 天満神社楼門 重文 近世以前/神社 桃山 慶長10(1605) 一間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺 19350513


June 2021 酒井英樹



《楼門》

      


《本殿》

全景

 


  詳細
 
    

  彫刻等詳細
 
  <蟇股彫刻>
   正面庇
 
   
 

≪末社多賀神社本殿≫
  
  

  <木鼻彫刻>
  

  <蟇股彫刻>

   


≪末社天照皇大神宮豊受大神宮本殿≫
 

  
   
  <木鼻彫刻>
   

  <蟇股彫刻>
   


October 25,2015 大野木康夫 source movie

所在地 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-24

天満神社は和歌浦の天神山に鎮座しています。

紀州東照宮のすぐ西側です。

天満神社は文化財指定名称で、一般には和歌浦天満宮と呼ばれています。

菅原道真が左遷されて大宰府に赴任する際に、風浪を避けて和歌浦に停泊したことから、天満宮を勧請したものです。

秀吉の紀州征伐の際に消失した後、紀州を領した浅野幸長が現在の社殿を再建しました。

麓から遠望

            

楼門(重要文化財)

慶長10(1605)年の建築

一間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺

急勾配の石段を登ったところに楼門が建つ。秀吉の兵火の後、慶長(けいちょう)10年(1605)に再建された。

4本の円柱を持つ一間一戸の楼門で、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺(ほんがわらぶき)の建物である。

一階の柱間が一間にもかかわらず、桁行(けたゆき)三間、梁間(はりま)二間の二階をのせためずらしい構造の建物である。

全体に禅宗様(ぜんしゅうよう)を取り入れた美しい楼門である。

ここから、景勝地の和歌浦一帯をながめることができる。

(わかやま文化財ガイドHPより)

                                      

左右回廊

            

唐門

   

本殿(重要文化財)

慶長11(1606)年の建築

桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、檜皮葺

天満神社は和歌浦天神山の中復にあり菅原道真を祀(まつ)っている。

現在の社殿は、天正(てんしょう)13年(1585)の豊臣秀吉の兵火による焼失の後、慶長(けいちょう)11年(1606)に藩主浅野幸長によって再建された。

本殿は桁行(けたゆき)五間、梁間(はりま)二間、入母屋造(いりもやづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の建物で、正面に千鳥破風(ちどりはふ)と三間の向拝(こうはい)がつく。

本殿は極彩色(ごくさいしき)を施し、周囲には動物、植物、波などの彫刻のある蟇股(かえるまた)がついている。

装飾が優麗で、彩色や金具で飾り桃山時代の特徴をよく表した建物である。

大工は後に江戸幕府御大工を勤めた平内政信(へいのうちまさのぶ)があたった。

(わかやま文化財ガイドHPより)

                                           

瑞垣

   

文化財指定の末社2棟(多賀神社本殿、天照皇太神宮豊受太神宮本殿)は本殿に向かって右手の覆い屋の中に鎮座しています。

両社とも小規模な本殿で、多賀神社は一間社春日造、天照皇太神宮豊受太神宮は二間社春日造と形式は異るが、細部はよく似ている。

装飾は豊富であり地域的特色を備えた遺構として重要。

同じ頃建てられた本殿と楼門はすでに重文に指定されている。

(国指定文化財等データベースより)

両社殿は本殿東側後方の履屋(おおいや)内に建つ建物である。

建立年代については資料はないが、様式手法よりみて慶長(けいちょう)再興時のものである。

末社多賀(たが)神社本殿は一間社春日造(かすがづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)で土台上に建ち浜縁(はまえん)を設ける。

末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿は、二間社流造(ながれづくり)であるが、庇(ひさし)は中央柱を抜いている。

土台上に建ち浜縁を設けている。

両本殿は形式こそ異なるが、細部の意匠はよく似ている。

(わかやま文化財ガイドHPより)

   

末社天照皇太神宮豊受太神宮本殿(重要文化財)

慶長年間の建築

二間社流造、檜皮葺

                                      

末社多賀神社本殿(重要文化財)

慶長年間の建築

一間社春日造、檜皮葺

                          


July 2012 瀧山幸伸 source movie

A camera

                                 

          

B camera

        

                                

                                  


Dec.2006 瀧山幸伸 source movie

   

楼門

               

   

本殿

                             

末社多賀神社本殿 末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿

          

          


Jan/Sep 2009  酒井英樹

 

  

 

  


Sep 2003  酒井英樹

 

  

 

 

 

 


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