JAPAN GEOGRAPHIC

山形県鶴岡市 金峰山

Kinpousan,Tsuruoka city,Yamagata

Category
Rating
Comment
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower
 
 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 


鶴岡市大字青龍寺字金峯1 金峯神社本殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長13(1608) 桁行正面一間、背面三間、梁間二間、一重もこし付、入母屋造、銅板葺、もこし正面中央間向唐破風、両側面及び背面囲い附属 棟札6枚 20011114


Sep.2017 酒井英樹

金峯神社

金峯神社は庄内平野の南端、西に日本海を望む海抜460mの金峯山にある。

 金峯山は古来より霊山として篤く信仰されてきた。

 役小角を開基とする説もあるが、古代から中世にかけての詳しい沿革は不明である。

 桃山時代最上氏、近世は酒井氏の熱い庇護を受け、近世中期には醍醐寺三宝院の直末寺となったが、明治の神仏分離令により明治3年(1870)に御嶽神社と称し、明治13年(1880)に金峯神社と改称し現在に至っている。

<本殿>

 山頂近くの平坦地に東を正面に建ち、近世まで御堂もしくは蔵王権現堂と呼ばれていた。

 棟札や文書により慶長13年(1608)に最上義光を大檀那として、前身の建物を改造して建てられたと考えられている。

 江戸時代幾度かの修理を受け、こけら葺から銅板葺に改造されるなどしているが、基本的には慶長建立時の形式をよく残している。

 裳階付きで詰物の禅宗様仏殿形式を基本としながら、内部に神社形式を採用するなど特異な構成とし、向唐破風造の裳階正面の類例もほとんどないこと意匠的にも価値が高い。

 また、東北地方における数少ない修験道の遺構として貴重であり重要文化財に指定されている。

        


Aug.2009  瀧山幸伸

  

Aug.2006 瀧山幸伸  source movie

    

青竜寺付近

  

大フジ

   

金峰山神社 中の宮付近

  

   

    

金峰山神社 中の宮

      

中の宮から奥社へ

 

  

  

八景台

   

金峰山神社奥社 

          

一望台

 

   All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中